数ヶ月前、Sonyが2023年にPlayStation 5の大幅な改良を計画しているという噂が流れた。PS5の改良自体は、何度か行われており、内部的な変更により、重量や消費電力の削減などが実現されている。だが今回はより大規模なオーバーホールとなり、取り外し可能なブルーレイディスクドライブを搭載した新しいフォームファクターが採用される予定とのことだ。
情報はリーカーのTom Henderson氏によってもたらされたもので、同氏によると「現在2人の方から、(着脱式ドライブ搭載PS5の)テストキットが人々の手に渡り、『完璧に動作する』と聞いています。近いうちに正式な発表があるはずです。」とのことだ。
取り外し可能なディスクドライブは、コンソール背面のUSB-Cポートに差し込み、マシンの「美観を損なわない」ようなデザインになると言われている。ケーブルで繋いで近くに置く物になるのか、本体に装着する形になるのかは不明だ。そのほか、新型PS5にどのような変更が施されるかも不明だが、Henderson氏は、初期モデルよりもスリムで軽量になる可能性があると示唆している。
この変更は、ディスクドライブ付きとドライブなしの2つのPS5バージョンを提供している現在の状況を簡素化し、メーカー、ユーザー双方にとってメリットのある変更だ。実際、ドライブは必要ないし、安い方がいいからとドライブなしバージョンを買ったはいいが、中古ゲームをプレイしようとするとドライブが必要になったり、ブルーレイをあとから鑑賞したくなる可能性がないとも限らない。そういった場合に従来のモデルでは拡張することが出来ないため、諦めるしかなかった。今後は迷うことも少なくなるだろう。またメーカーにとっても、製造を1モデルに絞れることでコスト削減にも繋がる。
うわさでは、この新型PS5は2023年9月の発売になるとのことだ。FF16の発売に間に合わないのが残念ではあるが、迷っている人はまだまだ買えないこの状況、待ってみるのも一つかもしれない。
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