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Google I/Oで明らかになったAndroid 13の新機能

先日オンラインで開催されたGoogle I/O 2022で、今年後半にリリースされる予定のAndroid 13に登場する新しい機能がお披露目された。この記事では、注目すべき新機能についていくつかご紹介する。

Google Walletの刷新

new google wallet

Google Walletは、今回のアップデートによって、大きく生まれ変わっている。

元々のGoogle Walletは2011年にGoogleが初めてモバイル決済・送金サービスに参入する際に使用していた名称だが、その後、Androidスマートフォンに搭載されている近距離無線通信(NFC)によるタッチ決済(例えばSuicaなどの交通ICや楽天Edyなど)を「Android Pay」、Google PlayストアやGmailなどで送金が可能となるサービス「Google Wallet」の2つに分けて運用していた。その後それらを統合し「Google Pay」としていたが、、今回の発表で名称を再び元の「Google Wallet」に戻した形となる。

これまでのNFCによる決済機能だけでなく、さらに多くのパス、カード、その他の重要なドキュメントをサポートするとしている。具体的にはユーザーは、学生証、運転免許証、車のキーやホテルのキー、予防接種記録、航空機の搭乗券などが格納できるようになるとしている。

また、新しいGoogle Wallet APIを使用すると、デベロッパーはGoogleマップで道順を検索する際のトランジットカードなど、関連するパスをアプリに統合できるようになる。ユーザーは、NFCまたはQRコードを介してハンズフリーでデジタルカードを共有することもできるという。

RCSの強化されたセキュリティ

日本ではあまり馴染みがないかも知れないが、Pixel 6などのAndroidスマートフォン全体で月間5億人以上のアクティブユーザーがいるリッチコミュニケーションサービス(RCS)は、世界では依然として広く採用されているメッセージング機能だ。日本では、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリが、このRCSを採用している。

RCSでは開封確認、高品質の画像、Wi-Fi経由でのメッ​​セージ送信など、iMessageユーザーにはお馴染みの機能をサポートしていることから、Androidベースの他のOSもこの機能を採用するようになって来ている。

今年後半に、GoogleはRCSベースのメッセージングサービスであるGoogleメッセージを拡張して、「グループ会話のエンドツーエンド暗号化を統合する」という。ちなみに現在、Googleメッセージでエンドツーエンドで暗号化されるのは1対1の会話のみとなっている。

Androidスマートウォッチの緊急SOS

android 13 emargency sos

今年後半に登場するWear OS 3を搭載したAndroidスマートウォッチには、「緊急SOS」と呼ばれる機能が搭載されて出荷される予定だ。この機能は、着用者が手首から緊急サービスや指定した連絡先に素早く連絡できるようになるというものだ。Apple Watchでは、2018年に発売されたApple Watch Series 4から搭載されている機能なので、Apple Watchユーザーには馴染みがあるかも知れない。

iOSやwatchOSのMedical IDカードと同様に、新しいバージョンのWear OSを実行しているユーザーは、デバイスのロックを解除することなく緊急情報を共有することができる。Androidにすでに組み込まれている「Emergency Location Services」と呼ばれる機能により、緊急支援を呼びかけた際に、対応者がユーザーの位置をピンポイントで特定することができるようになっている。

これらの緊急時機能は、今秋発売予定の待望のPixel Watchにも搭載されるようだ。

緊急地震警報

早期地震警報は、Androidユーザー向けにすでに日本を含む25カ国で提供されている機能だ。2022年後半には、世界各地の危険度の高い場所でこの機能のサポートが追加される予定だ。

そして新たな機能として、地震を検知する早期警戒システムのインフラがない地域でも、Android端末の加速度センサーデータを解析することで、地震の着信通知を受けることが出来る様になるという。

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