Microsoft | 1TFLOPSの計算能力を備えた同社初のAIスマートカメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発表

masapoco
投稿日 2022年3月18日 12:42
Surface Hub 2 Smart Camera

Microsoftは、同社提供のホワイトボード型大画面デバイス「Surface Hub 2」に対応した、同社初のAI搭載カメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発売すると発表した。価格は799.99ドル(約95,000円)

Surface Hub 2 Smart Cameraは、Microsoftが提供する初のAI搭載カメラとなる。この製品は、自動リフレーミング、広い視野、および画像補正機能をサポートしており、ユーザーがオンライン会議を行うときについて回った、会議の内容以外の雑事(しっかりと参加者を捉えるようにフレーミングすることや、話者にフォーカスを合わせること、照明の調整など)に追われることなく会議に集中するためのソリューションを提供するという。

Surface Hub 2 Smart Cameraは具体的には以下のスペックとなる。

  • 1200万画素のセンサーと136度の広視野角レンズにより、様々な大きさの会議室でも近距離(0.4m)と遠距離(8m)を同時に鮮明に写し出せる。
  • 1TFLOPSの演算能力(1秒間に1兆回の浮動小数点演算が可能)
  • 傾きや歪み、広角補正を自動で行う新アルゴリズムを開発し、実生活と同じように被写体を表示
  • さまざまな姿勢、照明条件、部屋から人物を検出し、すべての参加者が等しく見えるようにするAI

実際の特徴は下記を見ていただく方が分かりやすいだろう。

機能を見るに、Appleの新型iPad Airや、Studio Displayで搭載されている「センターフレーム」と同等の機能が搭載されていると考えて良いだろう。

Surface Hub 2 Smart Cameraは単品価格が799.99ドル(約9,5000円)で、2022年3月16日から販売中。また、2022年5月からは85インチ版のSurface Hub 2Sに同梱されるようになる。

なお、記事作成時点では日本語版の公式販売ページは用意されていない。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • android emoji colrv1 vs cbdt
    次の記事

    「Android 13」開発者向けプレビュー第2弾がリリース

    2022年3月18日 14:06
  • 前の記事

    AMD 超解像技術「FidelityFX Super Resolution 2.0 (FSR2.0)」を公開

    2022年3月18日 12:11
    AMD FSR 2.0

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • openai

    OpenAI、15秒の音声サンプルから感情豊かで自然な音声を合成できる「Voice Engine」を発表

  • Babylon 7

    Microsoft、Webゲーム用のグローバルイルミネーションサポートを追加したBabylon.js 7.0を公開

  • a04c35e8e555c1cc7ae1d6a5f3159856

    MicrosoftとOpenAI、1000億ドル以上をかけて超人的AI開発のためのスーパーコンピューター「Stargate」を開発する計画

  • Sam Altman TechCrunch SF 2019 Day 2 Oct 3 cropped cropped

    ベンチャーキャピタリスト、OpenAIのSam Altman氏を“誇大妄想的”と非難

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

今読まれている記事