Microsoftは、Windowsユーザーに対し、Internet Explorer 11を6月15日に廃止し、ChromiumベースのMicrosoft Edgeに置き換えることを改めて伝えた。
Windows message center : Internet Explorer 11 desktop app retires June 15, 2022
Microsoftは3月16日(米国時間)、「Windows message center|Microsoft Docs – Internet Explorer 11 desktop app retires June 15, 2022」において、Windows 10におけるInterner Explorer 11のサポートが2022年6月15日をもって終了することを再度伝えている。それ以降はユーザーがInternet Explorer 11(iexploer.exe)を実行しても、「Edge」にリダイレクトされ、Internet Explorer 11は起動しない。
Internet Explorer 11にしか対応していないレガシーコンテンツを閲覧したい場合は、「Edge」の「IE モード」が利用可能。「IE モード」は少なくとも2029年までサポートされる(OSのサポートがそれ以前に終わる場合は、それに従う)が、できるだけ早めの移行を検討すべきだろう。
今となってはほとんど使われなくなったInternet Explorerだが、一部の企業ユーザーでは未だにサポートの関係で利用を強制されている方もいるのではないだろうか。ついにというかやっとというか、MicrosoftによるInternet Explorerのサポートが6月15日に終了する。あと3か月も経たずに終了と言うことで、まだInternet Explorerを使っている場合は、Microsoft Edgeやその他のWebブラウザへの移行について、猶予があまりないので注意が必要だ。
また、以下のOSでは「IE 11」デスクトップアプリを引き続き利用できる。
- Windows 8.1
- Windows 7 Extended Security Updates(ESU)
- Windows Server Semi-Annual Channel(SAC)(すべてのバージョン)
- Windows 10 IoT Long-Term Servicing Channel(LTSC)(すべてのバージョン)
- Windows Server LTSC(すべてのバージョン)
- Windows 10 client LTSC(すべてのバージョン)
なお、Windows 11ではすでに廃止されており、Internet Explorer 11のデスクトップアプリは基本的に利用できない。
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