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Microsoft、WindowsコアコンポーネントをC/C++からRustに書き換えるためのチームを結成

MicrosoftによるRustの採用は続いているようだ。同社の採用サイトに掲載された職種情報から、同社がWindowsのコア・コンポーネントを、C/C++に代わる、より優れた、バグのないクラスであるRustに書き換えるため、RustとC#に習熟した新しいプリンシパル・ソフトウェア・アーキテクトを募集しているようだ。

MSPowerUserが発見した投稿によると、Microsoft 365のプリンシパル・ソフトウェア・アーキテクトとして、「Rustコンポーネント・ライブラリ、SDKの技術的な方向性、設計、実装、および既存のグローバル規模のC#ベースのサービスのRustへの再実装」を担当するスタッフの募集が行われている。

Microsoftは次のように述べている:「私たちは、グローバルスケールのプラットフォームサービスを近代化するための基盤として、またそれ以上のものとして、プログラミング言語Rustの採用を可能にすることに焦点を当てた新しいチームを結成します」。

同社は以前からRustに関心を持っていた。2023年、WindowsのOSセキュリティ担当ディレクターは、WindowsカーネルにRustが登場することを発表し、この言語は何年にもわたって複数のコンポーネントに採用されてきた。

近年、Rustの採用は多くの企業で進んでいる。GoogleはChromeのバイナリにRustを採用する事を表明しており、CloudflareもRustで書かれた独自プロキシの開発により、大きな性能向上を実現している。またRustは、新しいAzure Quantum Development Kit(QDK)の開発にも採用されており、100倍のスピードアップと100倍のコードサイズ削減を実現している。

Rustの特徴であるメモリセーフプログラミングがC++よりもはるかに少ない労力で手に入ることを考えれば、今回のMicrosoftの動きも驚くにはあたらないだろう。

これはまた、競争が激化する世界でどのような新しいスキルを身につけるべきかを思案するエンジニアの方向性を示す指標にもなりそうだ。


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