Appleがスペシャルイベントにて発表したばかりの「Mac Studio」及び「M1 Ultra」チップだが、早速ベンチマークがリークされた。それによると、最高級のMacProをしのぐ驚きの性能を発揮することが判明した。
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Geekbench Browser : Geekbench 5 Score Mac 13,2
Mac 13,2と名付けられた、20コアのM1 Ultraを搭載したMac StudioのベンチマークがGeekbenchに登場している。これによると、シングルコアが1793点、マルチコアが24055点というスコアを獲得している。
![M1 Ultra Benchmark](https://texal.jp/wp-content/uploads/2022/03/m1-ultra-benchmark.webp)
一方、28コアのIntel Xeon Wチップを搭載した最上位のMac Proは、シングルコアが1075、マルチコアが20799なので、このベンチマーク比較では、マルチコア性能に関してM1 Ultraが20%高速であることが分かった。実際にMac ProとMac StudioをGeekbench Browserで比較してみた結果は以下の通り。シングルコア性能に関しては、M1 Ultraは28コアのIntel Mac Proよりも56パーセント高速となっている。
![macpro late2019 vs macstudio 1 e1646793957478](https://texal.jp/wp-content/uploads/2022/03/macpro-late2019-vs-macstudio-1-e1646793957478-1200x618.png)
![macpro late2019 vs macstudio 2 e1646793984513](https://texal.jp/wp-content/uploads/2022/03/macpro-late2019-vs-macstudio-2-e1646793984513-1200x1021.png)
Appleは、CPU性能に関して、M1 Ultraは28コアのMac Proよりも最大60%高速だと、イベントでは述べていたが、この値はシングルコアの性能差について言及しているのだろう。これは実際の製品版とは違う可能性もあるので、実際の性能に関しては3月18日以降に実際に製品版が確認できた後に改めて行われるベンチマークを参照する必要がある。
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