今年の3月、25年の歴史を持つAmazon傘下のカメラレビューサイト「DPReview.com」が、Amazonのコスト削減の一環として、4月に閉鎖される事を発表した。DPReviewは4月10日に新しい記事の公開を停止し、その後しばらくの間、閲覧専用モードで利用できるようになる予定だった。
だがその後、DPReviewではなぜか更新が行われており、「これはもしかしたら閉鎖を免れたのではないか」という憶測がネット上には流れていた。
同サイトのゼネラルマネジャーScott Everett氏は、5月中に「共有できる事は何もない」とだけ述べていたが、事の次第がついに明らかになった。DPReview.comとその「現在の中心的な編集、技術、ビジネスチーム」は、2007年に設立された独立経営の消費者向けテクノロジーサイトGear Patrolに買収された。取引は昨日6月20日の時点ですでに終了している。
Everett氏の投稿によると、「サイトはこれまで通り運営され、すべての編集記事とサイトの特徴は変わらず、すべての歴史的コンテンツにアクセスできる」とのことだ。ハイエンドカメラの賞味期限は長く、DPReviewは中古カメラ市場をナビゲートしようとする人々にとって重要なコンテンツリポジトリだった。Everett氏は、DPReviewのユーザーアカウントはGear Patrolに移管され、今後はGear Patrolの利用規約に従うことになると述べた。
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