日米が2025年までに日本で最先端の2nmチップ生産実現に向けたパートナーシップを締結

masapoco
投稿日 2022年6月16日 13:26
tsmc wafer semiconductor chip 300mm fab 4

日本経済新聞によると、日米は2025年までに日本国内での2nmプロセスでの半導体製造の開発を実現するためのパートナーシップを締結したとの事だ。

日本は凋落した半導体産業の復活に繋げたい考え

日米は先端半導体の生産を加速するために協力する。これがどのように行われるかは明確ではないが、両国は二国間のチップ技術パートナーシップに署名した。実際の取り組みは両国の民間企業によって行われるが、研究面でも実際のチップ生産面でも。その背景には、日本が次世代チップを国産化したいとの思惑もあるようだ

研究は今年の夏にも開始されると言われているが、製造体制に関してはまだ決定されていない。日本経済新聞は、日本の経済産業省からの情報に基づき、2つの選択肢を示唆している。日米の企業による共同出資か、日本が100%出資する体制か。このプロジェクトの主な理由の一つは、日本の防衛産業向けのICの生産にあるようだ。戦闘機やミサイルからレーダーシステムや通信システムまで、多くの関連製品で高度な電子機器が必要とされているからである。しかし、この記事では、2nmノードは量子コンピュータの部品からスマートフォンに至るまで、あらゆるものに適していることも示唆している。日本はすでに、最先端のシリコンウェハーや、半導体製造に使われる多くの部品やコンポーネントを製造しているが、ここ数年、最先端の半導体の実際の製造では遅れをとっている。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • rpcs3 logo
    次の記事

    PlayStation 3エミュレータの「RPCS3」がAVX-512をサポートし30%もの劇的な性能向上を実現

    2022年6月16日 21:11
  • 前の記事

    Windows 11 Insider Preview Build 25140がDevチャネル向けにリリース

    2022年6月16日 13:10
    windows 11 preview

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • Loongson 3D500 HPC CPU For China Domestic Server Market Launch Chip Shot 1 scaled 1

    勢いを増す中国のチップ産業 – 世界の経済と安全保障の展望を変える可能性

  • semiconductor wafer

    中国がチップ製造技術を盗んでいると台湾は厳しく非難

  • Qualcomm Headquarters La Jolla

    Qualcomm、Snapdragon 8 Gen 5のファウンドリ選択のためTSMCとSamsungにサンプルを依頼

  • 26c6a775beb2173ddf4c6265b731e234

    画期的な新素材「GST467」が、夢のユニバーサル・メモリ実現を現実の物とする

  • Samsung Semiconductor Chip Plant Pyeongtaek Campus South Korea

    Samsung、AI企業から大型の2nm AIチップ開発契約を獲得

今読まれている記事