DJIの新たなドローンは屋内向けFPVドローンか? – 詳細情報と画像がリーク

masapoco
投稿日 2022年5月17日 18:16
dji new fpv drone2

先日発表された、DJIの新型小型ドローン「Mini 3 Pro」に関しては、発売前からかなり正確なリークが行われていたが、同じ情報提供者から新たなFPVドローンの写真が報告された。新しいドローンは「屋内向け」のFPVドローンとのことだ。

この記事の要点
  • DJIが新たなコンパクトFPVドローン「Avata」についての情報がリーク
  • Avataは重量500gで、屋内飛行用にダクトガード付きプロペラとなっている
  • 遅くとも8月に登場との情報

DJIの新たなFPVドローン「Avata」

DJI関連のリークで有名な、@DealsDrone@OsitaLVの二氏によって、DJIが7月から遅くとも8月に発売するとされるコンパクトドローンの画像と詳細を明らかにされた。

このコンパクトドローンは、名称が「Avata」と呼ばれるようだ。

屋内飛行用のFPVドローンと見られており、衝突時にプロペラを保護するためにダクトガード付きプロペラになっているのが特徴だ。

カメラの性能は、「Mini 3 Pro」と同程度に優れているとのこと。また、バッテリー持続時間も良好なようだ。

マニュアルモードは搭載されていないとのことで、競技用途には向かないのかも知れない。

また、スマートフォンと接続するFPVゴーグルが付属するとのことだ。このFPVゴーグルには、ヘッドチェイスモードと振動機能、そして専用メニュー表示される機能が搭載される。これにより、一人称でドローンの飛行を楽しむことが出来る。

Gizmodoの推測では、Avataは「Cinewhoop」のためのドローンではないかとのこと。「Cinewhoop」とは、マイクロドローンで通常のドローンでは飛ばせない、狭い空間を通り抜けたり、アクロバットな飛行によって撮影する、印象的な映像のことだ。(下記に参考動画を掲載する)

これまでCinewhoopといえば、マイクロドローンにGoProを、それこそ軽量化のために外装を剥ぎ取ってカメラ部分だけをむき出しにしたような改造をした状態で乗せることで撮影されていた。そういった需要がある事を認識したGoProは、FPVドローン専用に極限まで軽量化した「GoPro Hero10 BlackBones」を今年4月に発売しているが、このドローンは場合によってははんだ付けする必要があり、気楽に始められるような物ではなかった。

今回DJIはCinewhoopドローンを発売するにあたり、これ単体で簡単にCinewhoop撮影が始められるような物を出す事で、よりカジュアルな層に訴求し、市場を掘り起こす考えなのではないだろうか。

日本では屋外でのドローン規制がとても厳しいため、屋内で楽しめるこういったドローンは、意外とヒットするかも知れない。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • Exynos 2200
    次の記事

    SamsungがApple Aチップ対抗のカスタムチップを開発との噂

    2022年5月18日 5:52
  • 前の記事

    「Meta Quest」ソフトウェア・アップデート v40の情報が公開 – 「セキュリティ」と「プライバシー」の強化がメインの更新

    2022年5月17日 16:01
    audio option meta quest

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • war

    人工知能のようなテクノロジーは、戦争への理解を変えつつある

  • Keychron Q1 HE 11

    磁気スイッチを備えた「Keychron Q1 HE」キーボードがKickstarterに登場

  • photo 2023 10 27 12 22 22

    ウクライナ軍、ロシアによる地雷の除去に完全自動制御のドローンを活用

  • Apple Shot on iPhone Blackmagic Camera app

    Appleが「Scary fast」イベント全体をiPhone 15 Pro Maxで撮影した方法を公開

  • dji osmo pocket 3 4

    DJI、1インチセンサーと回転大画面スクリーン搭載の「Osmo Pocket 3」を発表

今読まれている記事