Appleが生成AIに参入か？複数のAIエキスパートの採用を開始

TechCrunchが発見したAppleの求人情報によると、同社が実際に複数の生成AIのエキスパートを採用していることが分かった。これは、同社がいよいよAIに本格的に取り組もうとしていることを示す以外の何物でもないだろう。

Appleもついに生成AIレースに参戦か

Appleは現在、統合システム経験、入力経験、NLP、技術開発グループ、機械学習研究開発といった分野の複数の専門家を同様に募集している。さらに、同社は、「Visual Generative Modeling Research Engineer」の採用を検討しており、この職種では、「計算写真、画像・ビデオ編集、3D形状・運動再構成、アバター生成など、さまざまなアプリケーションを強化するVisual Generative Modeling」に取り組むことが求められる。

以前、Appleはセキュリティ上の懸念からChatGPTのような技術を従業員が使用することを禁止したことをお伝えしたが、同社はAI自体の普及を妨げるわけではなく、その証拠に、App StoreにChatGPTの公式アプリが登場している。

Appleが取り組んできたことを正式に発表するまでには、まだ時間がかかりそうだが、同社が役職者の採用を開始したことを考えると、今後何らかの公式発表があると思われる。また、Appleが新しい人材を採用するのではなく、既存のプロジェクトに従事させる可能性があることも注目すべき点だ。だが、iOSユーザーとしては、まずはほとんど使い物にならないSiriをどうにかすることに力を注いでほしい気もする。

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