BloombergのMark Gurman氏による新たな情報によると、AppleはロックされたiPhoneを、GoogleのNestHubやAmazonのEcho Showシリーズのようなスマートディスプレイにする新機能をiOS 17でリリースする可能性があるとのことだ。
Appleは緩やかにスマートホームに進出しようとしている
このプロジェクトに詳しい関係者によると、iPhoneをロックして水平に置くと、ナイトスタンドモードのApple Watchのような同様のディスプレイが出現するとのことだ。この機能は、机やナイトスタンドに置いたときのiPhoneの実用性を高め、そのようなシーンでのユーザーの利便性を向上させることを目的としているという。
また、暗い背景で明るい文字を表示することで、視認性を高める工夫もされている。インターフェースとしては、iOS 16のロック画面ウィジェットをベースにしたもので、時刻の下に株価ティッカーやニュース、気温、カレンダーの予定や天気、通知などを表示することが出来る様になるとのことだ。
Appleは、自社のデバイスをスマートホームディスプレイに変身させるための代替方法を積極的に検討している。これには、壁やスタンドに磁石でくっつく手頃な価格のタブレット端末を開発することも含まれる。
しかし、この分野での進展は比較的緩やかだ。以前から噂されていたこのタブレット端末は、サーモスタットや照明などの制御、映像の表示、FaceTimeによる会話などを目的としたスマートホームディスプレイになる可能性を秘めているが、取り組みは遅々として進んでいない。
iOS 17のその他の機能には、iPhoneのWalletアプリケーションの大きな更新と位置情報サービスの強化が含まれる。さらに、ジャーナリングアプリが登場し、メモ機能を導入し、デバイスのソーシャルな側面を強化することを目的としているという。
また、既に明らかになっている面としては、アクセシビリティ向上のための多くの機能が追加される予定だ。
Worldwide Developers Conference (WWDC) 2023は、6月5日10:00(現地時間:日本時間は6月6日深夜)に開催され、iOS 17などの発表が予定されている。このイベントは、AppleのWebサイト、Apple Developerアプリ、Apple TVアプリ、YouTubeなど、複数のプラットフォームから視聴できる予定だ。
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