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Intelは、サーバー分野ではプロセッサーやネットワーク機器などのコンポーネントで有名だが、小規模ながらデータセンター・ソリューション・グループ(DSG)というプレビルド・サーバーシステム事業も行っている。しかし、このIntel製サーバーの時代は終わりを告げようとしている。利益率の低い事業から撤退するという同社の広範な戦略の一環として、Intelは現在、サーバーの販売を中止し、その事業の残りをパートナーの1つであるMiTACに売却する予定とのことだ。

ServeTheHomeが報じた所によると、Intelはこの噂を認め、以下のように公式コメントを発表した。

“IDM2.0戦略への投資を優先するIntelの継続的な取り組みに伴い、当社はデータセンターソリューションズグループ(DSG)から撤退するという難しい決断を下しました。この計画の一環として、エッジ・トゥ・クラウドITソリューション・プロバイダーであり、DSGの長年のODMパートナーであるMiTACは、当社の設計に基づく製品を製造・販売する権利を持つことになります。我々は、この移行期間中、DSGチームとその関係者が確実にサポートされることに注力しています。”

ServeTheHomeによると、Intel DSGサーバーのほとんどは米国外で販売され、特に南米で人気があったという。サーバーシステムの幅広いラインナップはなかったが、一般的なニーズを満たすことができ、ヘビーデューティーやハイパフォーマンスコンピューティングのアプリケーション向けに、独自のCPU「Xeon Platinum 9200シリーズ」を搭載したマシンや、GPUやアクセラレータに対応したシステムも提供していた。

興味深いことに、Intelはここ数四半期、サーバー事業を縮小しているようだ。まず、Data Center BlocksとData Center Systemsのプッシュを停止したが、提供は続けている。次に、QCTのSapphire Rapidsベースのマシンを専門誌に評価用として提供した。一方、Intelは独自のSapphire Rapids搭載サーバー機を持っている。

Pat Gelsinger氏が、Intelのの最高経営責任者に就任した後、同社は3D NANDメモリとSSD事業、Optane SSD事業、ノートブックモデム事業、Barefootスイッチング事業など、多くの事業を放棄した。これは、Intelがよりコントロールしやすく、理想的にはより収益性の高い、より少ないコアビジネスに集中するための同社の広範な努力の一部であった。

サーバーシステム事業からの撤退は、全体的に見れば、Intelの近年の状況を鑑みると、予想が出来た動きの1つだろう。サーバーシステム事業は、Intelが提供する個々のコンポーネントよりもはるかに利幅が限られた、競争の激しいビジネスだ。ServeTheHomeが簡潔に述べているように、「Intelの中核となる利益率の高いビジネスは、板金ではなくシリコンの販売である」のだ。。

Intelが提供するDSGは、MiTACの製品ラインナップにうまくフィットするはずだ。Tyanの親会社でもあるODMは、サーバー市場でより大きなシェアを持ち、複数のブランドでこれらのシステムを販売することが可能だ。


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