CPU-Z Validatorにて、Core i9-13900K Raptor Lake CPUのエンジニアリングサンプルとされるものが登場したことが判明した。
このSKUは、TDPは125Wとなり、8つのPコアと16のEコアを持つKシリーズプロセッサだ。ソフトウェアではモデルを認識していないが、このような構成を採用するプロセッサは、現在では次期Core i9-13900Kの1種類のみと予想される。CPU-Zソフトウェアによると、倍率は50倍に制限されており、5GHzを超えることは出来ず、CPUの最大クロックはPerformanceコアが4.987GHz、Efficientコアが2.993GHzとされている。
- CPU-Z : Intel Core @ 4987.8 MHz
- Twitter : APISAK氏のツイート
- techPowerUp : Intel Raptor Lake ES CPU Visits CPU-Z Database
Intel Core i9-13900K CPU-Z ベンチマークテスト結果
シングルスレッドが846点、マルチスレッドが13054点で、シングルコアのCPU-Zランキングでは最速となる(現在はCore i9-12900KFが819点でトップ)。マルチスレッドのスコアは12900KF(11289点)より15%高く、Ryzen 9 5950X(16コア、32スレッド)より10%速い。また、この比較では、Core i9-13900Kとされるサンプルも、24コア/48スレッドのThreadripper 2970WXより若干(2%)速い。
興味深いことに、これはZ690マザーボードチップセットとDDR4をベースにしたプラットフォームでの最初のテストの1つである。クロックは1330MHz、メモリはDDR4-2660と表示されているが、これは間違いか、あるいは非常に遅いメモリが使われている可能性がある。
i9-13900Kは、第一弾として発売が予定されているKシリーズ3モデルのうちの1つ。クロックやTDPなどの詳細は未確定で、価格も未定だ。
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