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世界のPC出荷台数は、リモートワークの急増によるホームオフィス用システムの特需から、2020年から2021年にかけて大きく伸びた後、新型コロナウイルス感染症のパンデミック終焉と共に急激な減少を見せた。特に昨年から今年にかけての減少率はすさまじかったが、残念ながら、世界のPC需要は今年いっぱいは低調に推移しそうだ。

International Data Corporation(IDC)の最新のレポートでは、PC出荷台数は前年比13.7%減の2億5,200万台にになると予測されている。これは、2023年に4%の減少を予想していた初期のレポートと一致するものだ。

IDC Mobility and Consumer Device Trackersのリサーチ・マネージャー、Jitesh Ubrani氏は次のように指摘する:

消費者需要は、この分野が景気の逆風に直面し続けているため、依然として低調である。PCに対する消費者需要もまた、スマートフォン、コンソール、タブレット端末など他のデバイスからの挑戦に直面しており、2023年は、このカテゴリーが始まって以来、消費者向けPC出荷台数の年間減少幅が最大となる年となる。

さらにIDCは、AMDが市場シェアの11%を占め、Appleは5%にとどまっていることから、PC市場で興味深い変化が起きていると指摘している。これは、生成AIブームと相まって、「ITの意思決定者は、予算をどこに優先させるべきか疑問を抱いている」という。

IDCのワールドワイド・モバイル・アンド・コンシューマー・デバイス・トラッカーズのグループ・バイス・プレジデントであるRyan Reith氏は言う:

最近では、AIや投資先、投資方法について話さない会話をするのは難しい。しかし、Windows 10のサポート終了が2025年に迫っていることを忘れてはならない。企業がより先進的なPCを待ち望んでいるのか、単に老朽化したインストールベースを更新する必要があるのかにかかわらず、Windows 10は商用リフレッシュの原動力となるだろう。Appleが業務用セグメントで成長を続ける機会を見出していることは明らかであり、今後注意深く見守る必要があるだろう。

2023年はパーソナル・コンピューティングにとって不本意な年かもしれないが、2024年には3.7%の成長、つまり2億6,140万台の年間出荷を見込んでいることから、来年には希望が持てる。もちろん、これは2019年よりはまだ低いが、2018年の数字を上回るだろう。


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