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『GRAN TURISMO 7』に高度なレーシングAIと対戦できる機能が登場

昨年、Sony AIと、レーシングシミュレーター『GRAN TURISMO』の開発元であるPolyphony Digitalが、世界トップレベルのレースができる新しいAIエージェントを開発した。当時、この実験は『Nature』誌の論文で紹介され、このAIは、過去に登場した他のAIが行ったような、非常に速く走るという芸当だけではなく、戦術や戦略、さらにはレースのマナーまでも学習していることを紹介していた。

このAIは「GT Sophy」と名付けられたが、例えば、ストレートでいち早く相手を抜き去っても、次のブレーキングゾーンで追い越されることがよくあった。また、人間とは違い、ペナルティーを受けたクルマが減速するのを待って、オーバーテイクを試みることもあるなど、その実力はまだまだ人間には及ばなかった。

だがその後、Sony AIとPolyphony DigitalはGT Sophyの開発に取り組んできた。そしてGT Sophyの初登場から1年後となる明日(2月21日)、アップデート1.29の一部として、期間限定で『GRAN TURISMO 7』にGT Sophyを導入する事を発表した。3月末までの期間限定で、プレイヤーは「GT Sophy Race Together」モードでSophyと対戦し、難易度を上げていく一連のレースで自分の腕を試すことができます。また、同じクルマでSophyと対戦する1対1のマッチもあり、自分とAIの実力にどれだけの差があるかを確認することが出来るとのことだ。

Polyphony Digital代表取締役社長の山内一典氏は、「今回のAIの進化は、『GRAN TURISMO』の25年の歴史を横断する象徴的な瞬間であり、レースゲームの中心・核となる自動車物理シミュレーションの進化と同じくらい重要なことです。『GT Sophy』は、従来の内蔵AIとは異なり、様々なシチュエーションで連続性のある走りをするため、ユーザーはプロのレーシングドライバーと対戦しているかのような迫力あるバトルを楽しむことができます。これは、レースゲームの歴史からみても重要な進化です。今後も『GT Sophy』を進化させ、”Race Together “というコンセプトを実現し、プレイヤーに楽しい対戦相手を提供し、学んでもらうことを想定しています」と、述べている。

GT Sophyは期間限定での登場となるが、Polyphony Digitalはフィードバックを収集し、将来のアップデートでAIを改善するために利用するとしている。

また、今回の『GRAN TURISMO』アップデートでは、クラシックなレースコースも復活している。海と山が交わるチャレンジングなコースや広大な環境、大きな橋やトンネルを持つセクションなど、新たな装いでシリーズに帰ってきた「グランバレー」。ハイウェイ1の高速セクションや、短いサウスレイアウトの厳しい高低差やブラインドコーナーで、プレイヤーはレースを楽しむことが出来る。

更に、5台の新車種も追加されています。詳しい内容は以下のトレーラーをご覧頂きたい。


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