ついにホームボタン付きiPadが販売終了になるかもしれない

masapoco
投稿日 2023年12月11日 7:00
Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

BloombergのMark Gurman氏は、PowerOnニュースレターの中でAppleがiPadのラインナップに大きな見直しを図り、ユーザーの混乱を解消する方向に動く可能性が報じられている。

既報では、2024年3月にも新たな有機EL iPad ProとM2搭載iPad Airが販売されることが伝えられていたが、Gurman氏はこの動きを掘り下げ、AppleがiPadのラインナップにMacの明瞭さをもたらすことを意図しているとのことだ。

具体的には、iPad ProとiPad Airの関係を、MacBook ProとMacBook Airの関係のように据え、Proには有機ELディスプレイと最新のデザイン、最新のチップを搭載して差別化を図り、価格は最上級の物になる。反面iPad Airは少しだけ画面サイズを小さくし、1世代前のチップと1世代前のディスプレイを搭載する、より中級クラスのデバイスとして販売する。

また、新しいMagic KeyboardはiPad Proのみの対応になり、ここでもiPad Airとの差別化が図られる。

とはいえ、iPad Airは標準のiPadと比較しても大きな性能差を誇ること、10.9インチと12.9インチの2サイズ構成となり、ここでは下位モデルとの差別化が維持される。

加えて、標準のiPadにも大きな変化が計画されており、第11世代iPadの登場と共に、ついにホームボタン付きの第9世代iPadが段階的に廃止されるという。これは、Lightning充電の古いApple Pencilの廃止を伴う物だという。

iPad miniは現行のデザインを維持しながらより高速なプロセッサを搭載してリフレッシュされるようだ。

究極的にはiPad ProとiPad Airのみにすることがラインナップの整理には最も有効な手段かも知れないが、教育現場に於けるChromebookとの競争のためにも安価なiPadは維持しなければならない事、iPad miniにも一定の需要があることから廃止が難しいと見られる。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • war
    次の記事

    人工知能のようなテクノロジーは、戦争への理解を変えつつある

    2023年12月11日 8:53
  • 前の記事

    専門家が明かす、太陽光を弱めることが地球にとって重要である理由

    2023年12月10日 9:47
    solar ray

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事