DJIの新たな小型ドローン「Mini 3 Pro」について、先日ヨーロッパでの価格情報がリークされたが、オランダの小売業者TopRCが、誤ってこのドローンの販売ページをフライング公開してしまったようだ(現在は削除されている)これにより、詳細な仕様が明らかになった。
Source
この記事の要点
- オランダの小売業者が、DJIの新型小型ドローンについて、名称や同梱品、カメラなどの詳細な仕様を掲載したページをフライング公開してしまった
- 標準で34分の飛行時間だが、47分の飛行時間に延長できる拡張バッテリーの存在も明らかに
DJIの新たな小型ドローンは「Mavic Mini 3 Pro」の名称か
オランダの小売業者「TopRC」が、DJIの新たな小型ドローン「Mavic Mini 3 Pro – RC1 N1 コントローラー」というページを誤って公開していた(現在は削除されているが、Googleキャッシュからは引き続き閲覧できる)
それによると、標準のRC-N1コントローラー搭載モデルが829ユーロ(約115,000円)で販売されるようだ。ただし、既にコントローラーを持っている、もしくは新型の高解像度ディスプレイ付きコントローラーを使いたい場合は、それぞれ、739ユーロ、999ユーロで購入できるとしている。
また、Mini2にはない機能である「True Vertical Shooting」をサポートしているという。さらに、ドローンには、2.4μmピクセル、f1.7、48MPの解像度を備えた1/1.3インチのCMOSセンサーが搭載されている。
フライングページに掲載されたMavic Mini 3 Proの特徴一覧
いくつか、このページからの、Mavic Mini 3 Proの特徴とされる記述を抜き出してみた
- より大きなプロペラ、空力ボディ、強力な障害物検出システムを搭載
- 障害物検出は、前方、後方、下の3方向にデュアルビジョンセンサーを搭載。
- Advanced Pilot Assistance System(APAS 4.0)により、飛行経路にある物体をリアルタイムに検出し、障害物を回避
- 再設計されたジンバルにより、ローアングルショットや、垂直方向の撮影が可能
- 重量が249g未満のため、ほとんどの地域で登録の必要がなし(日本では当てはまらないのが残念だが)
- 「インテリジェントフライトバッテリー」により最大34分の飛行が可能。必要ならば、最大47分間の飛行時間に延長できる「インテリジェントフライトバッテリープラス」にアップグレードが可能とのこと
- カメラは、1/1.3インチのデュアルネイティブISOを備えたCMOSセンサーとなり、HDR画像の直接出力をサポート。2.4μmピクセルとf1.7の絞りとなる。
- 4K/60fpsのビデオ撮影に対応。また、1080P/120fpsの動画も撮影できる。
- 48MPのRAW写真撮影に対応
- 4倍のデジタルズームに対応
- 通信可能な距離は最大12km。最大18Mbpsのビデオビットレート。新型のディスプレイ搭載コントローラーには120ミリ秒の超低遅延で動画を配信。
- Wi-Fiは最大30Mbps
- True Vertical Shootingにより、ワンタップで横向きと縦向きの撮影を切り替え可能。SNSへの撮影がはかどる。
- Active Track 4.0、Spotlight 2.0、Point of Interest 3.0といった、強力なストーリーテリングツールが搭載。
- 被写体を選択するだけで自動でプロ並みのシネマティックビデオを撮影してくれる「MasterShots」搭載
以上となる。
発売日についての記載はなかったが、現在DJIは5月8日まで中国でセールをやっているとのことで、恐らくそれ以降になりそうなようだ。
コメントを残す