ドローンメーカーのDJIは、次世代のコンシューマー向けドローン「DJI Air 3」の発表と思われるティザー動画をTwitterにて投稿している。
7月25日(火)22時に解禁となる、恐らくDJI Air 3ドローンについては、既にリークで様々な情報が明らかになっている。特徴的なのは、やはりプロ向けドローンのような「デュアルカメラ」の搭載だろう。
Air 3デュアルカメラジンバル
Air 3では、2つ目のカメラシステムが追加されるようだ。Mavic 3と同様に、この追加カメラにはズームレンズが搭載されると言われている。これについては、リーク初期から示唆されていたが、いくつかの写真がリークされ、恐らく確定と思われる情報が絞られている。
詳しい仕様は以下の通りだ:
- デュアル1/1.3インチカメラ:最大4K/100スローモーション、4K/60 HDR、2.7K垂直撮影が可能。
- 下部カメラ:24mm相当、F1.7、ピクセルサイズ2.4um
- 上部カメラ70mm相当、F2.8、ピクセルサイズ2.4um
- 静止画撮影:4,800万画素
異なるセンサーで2つのカメラを提供したMavic 3とは異なり、Air 3は同じセンサーで2つの異なるレンズを搭載しているようだ。
動画撮影性能に関しては以下の通りだ:
- H.264/H.265
- 4K: 100fpsまで撮影可能
- FHD: 200fpsまで撮影可能
- 2.7K 縦位置撮影:60fpsまで撮影可能
- FHD 縦位置撮影:60fpsまで撮影可能
バッテリーサイズが拡大し飛行時間が延びるか?
DJIのFCC申請書によると、Air 3は4,241mAhのバッテリーを搭載し、Air 2Sのバッテリーよりもはるかに大きい。これは飛行時間の延長を示唆している。Mini 3とMavic 3はいずれも40分以上の飛行時間で発表されたが、これは市場最高の飛行時間だ。Air 3はそれに匹敵するのだろうか?
Jasper EllensとIgor Bogdanovがリークしたスペックによると、Air 3は46分の飛行時間を持つ可能性がある。
新しい充電器にも革新的な機能があるようだ。どうやら、バッテリーケースはバッテリー間の充電転送を容易にし、複数のバッテリーを同時に充電できる可能性があるようだ。
新しいRC 2とRC-N2コントローラー
DJI Air 3のリリースの間に、リークされ、FCC出願で発見された新しいコントローラーも見ることができる。これらの新しいコントローラであるRC 2とRC-N2は、以前のコントローラと比較して、外見上のアップグレードはあまりないようだ。唯一目に見える変化は、RC 2に外部アンテナが追加されたことだ。
改善される可能性があるのは内部的なもので、おそらくO4伝送システムのサポートが含まれ、従来のドローンと比べて接続強度とビットレートが向上するだろう。
DJIのこの新たな魅力的なドローンは、もうまもなく登場が予想される。価格は恐らくAir 2Sよりも高額になることが予想されるが、それに見合った魅力的な機能を有している事も確かだ。
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