Apple Watchに今後新たに搭載されるかも知れない機能の1つとして、ウエイトトレーニング時の負荷量を計測することを可能にするセンサーである「ひずみゲージ」搭載の可能性が、MyHealthyAppleによって報じられている。
この報道は、Appleの新たな求人から明らかになった。同社は現在、アナログ電子機器、メカトロニクス、ひずみゲージ、フォトダイオードなどに詳しいエンジニアを募集している。採用候補者は、噂されているApple Watch用センサーの設計、テスト、トラブルシューティングを担当することになる。現在、Apple Watchにはひずみゲージ以外の前述のセンサーがすでに搭載されており、同社がApple Watchの新たな機能として、全く新しいセンサーを導入しようとしていることを意味する。
ひずみゲージは、ユーザーが力を加えたときの電気抵抗を測定する。このセンサーは、ウエイトトレーニングによる負荷を計測することを可能にする。現在、Apple Watchでは、ウエイトトレーニングの測定には対応していない。今後ひずみセンサーが搭載された場合は、例えばダンベルの上げ下げやベンチプレスの挙上回数などを計測することが出来、より正確な消費カロリーの算出に貢献する可能性がある。同社は今のところこの機能をテストしているに過ぎず、来月Apple Watch Series 9が発売される際にこの機能が搭載されるかどうかは不明だ。
先日、BloombergのMark Gurman氏によって、Appleが来年の10周年となるApple Watch Xにおいて、デザインを一新する可能性があると報じられた。このApple Watch Xでは、バンドの取りつけ方法も変更され、これによりデバイス内のスペースが確保され、より大きなバッテリーやセンサーなどの搭載が可能となる可能性も報じられていた。となると、Appleは来年のApple Watch X以降にひずみゲージを導入する可能性もありそうだ。
Sources
- MyHealthyApple: Apple exploring strain gauge sensors for Health applications
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