ベンチマークソフト「CapFrameX」の開発者によると、既にFSR2.0のデモ画像が関係者の間で披露されたようで、発表が間近なようだ。
Source
Videocardz : AMD FSR 2.0 might be announced soon, “impressive performance and image quality”
以下は、CapFrameXの開発者がツイートした内容に基づく。
ツイートによるFSR2.0の仕様については以下の通りだ。
- テンポラルアップスケーリングと最適化されたAA(アンチエイリアス)
- AIアクセラレーターが不要
- 全てのベンダーのGPUで実行可能
- 印象的なパフォーマンスと画質の改善(AMD曰く「ネイティブよりも優れている」)
とのことだ。
これによると、FSR 2.0はテンポラル・アップスケーリングに基づいていることから、現在のFSRの実装から大きく変化することになる。また、XeSSやDLSSと異なり、AIアクセラレーターが不要と言うことだ。つまり、これから発売になる新しい物だけでなく、過去のAMD製GPUでも実行可能な技術である可能性があるということになる。そして、「印象的なパフォーマンスと画質の改善」「AMD曰くネイティブ以上の画質への向上」が見られると言うことから、もし上記の情報が本当であれば、AMDはIntelやNVIDIAに付けられていた差を縮めるどころか、追い越す可能性も出てくるわけだ。
これについては、既に先日お伝えしたGDCC2022のセッション「ゲーム向け次世代の画像アップスケーリング技術」において披露される物とみられるが、実際の導入はまだ先になりそうだ。
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