ベンチマークテストアプリの「3DMark」は、DLSS機能テストにおいて、NVIDIAのDLSS 3 「フレーム生成」テクノロジーをサポートすることを正式に発表した。
このアップデートはNVIDIAとの共同開発で実現している。3DMark NVIDIA DLSS機能テストでは、DLSS処理の有無によるパフォーマンスと画質を比較できる。これに加えて、新しいGeForce RTX 4000シリーズGPUを利用した場合、DLSS 3を使用した場合と使用しない場合の性能比較が可能となる。アップデート自体は既に配信されている。
DLSS 3はフレーム生成機能を搭載し、Quality、Performance、Ultra Performanceの3つの画質モードから選択することが可能になっている。これらのモードは、フルHDから8Kまで、さまざまな解像度に対応するように設計されている。
DLSSフレーム生成は、NVIDIA Reflexで応答性を最適化しながら、AIで高品質のフレームを追加生成し、フレームレートを向上させる機能だ。この機能は、GeForce RTX 4000シリーズGPUの新しいOptical Flow AcceleratorをNVIDIA Tensor Coresとともに使用することで実現しているという。
NVIDIA DLSS機能テストは、3DMark Port Royalのレイトレーシング・ベンチマークをベースにしている。テストは2パスで実行され、最初のパスは、ベースライン性能を測定するために、DLSSを無効にしてPort Royalをレンダリングする。2パス目では、Port Royalを低解像度でレンダリングし、DLSS処理で出力解像度のフレームを作成する。結果画面では、各実行におけるフレームレートが報告される。
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