AMDは、同社の次世代アップスケーリングテクノロジーである、「FidelityFX Super Resolution 3(FSR 3)」がUnreal Engine 5に搭載されることを、本日開催され、最新のグラフィックボードを発表したライブストリーミングイベント「together we advance_gaming」において、明らかにした。このエンジンは、AMDユニファイド・コンピュート・エンジン・テクノロジーを利用することができ、RDNA GPUで優れたレイトレーシングとラスタライゼーション・パフォーマンスを提供するという。
Unreal Engine 5のデモでは、Radeon RX 7000 GPUは、FSR 2.0で60 FPSを達成したが、FSR 3.0という新しい技術を適用すると、112 FPSまで性能が向上していることが確認でき、この新しいアップスケーリング技術により、パフォーマンスが最大2倍向上するとのことだ。
AMD FSR 3.0は、新技術「Fluid Motion Frame」をサポートしているとのことだが、このテクノロジーが具体的にどのような物なのかは現時点では明らかにされていない。次世代FSRテクノロジーは、2023年に利用可能になる予定だ。
さらに、AMDは新たに「HYPR-RX」と呼ばれる技術を導入する。これは、ワンクリックでパフォーマンスとレイテンシーを改善する機能だ。Dying Light 2のようなゲームで、1/3のレイテンシで最大85%のパフォーマンス向上を果たすとAMDは述べている。この技術は、NVIDIAのReflexとDLSSを合わせたものに匹敵するようだ。
AMDによると、HYPR-RXは2023年前半に提供される予定とのことだ。
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