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任天堂の次期ゲーム機に採用されるとされるNVIDIA Tegra239 SoCの存在が確認される

任天堂の人気ゲーム機「Nintendo Switch」の後継機はまだ正式発表されていないが、同社がこれを開発している事はまず間違いない。これがSwitch Proになるのか、それともSwitchの後継機になるのかは不明で、公式の情報は少ない物の、新たなリークでは、この新たなゲーム機を動かすSoCに関する新情報が得られた可能性がありそうだ。

Redditユーザーのfollowmeinblueが報告したように、Linux Kernel Mailing Listsで見つかった開発者のコメントで、NVIDIA Tegra239チップの存在が確認された。このコメントでは、このチップが8コアのCPUを搭載していることも確認されている。

このリーク自体には大きな意味はないが、Nintendo Switch後継機がNVIDIA OrinチップをカスタマイズしたT239チップを採用することを明らかにした信頼できるリーカー@kopite7kimi氏のリークが確認されたという点では注目に値するだろう。

このチップは、Ampereアーキテクチャをベースに、2.048個のCUDAコアを搭載したGPUと12xのARM Cortex-A78AEコアを搭載したCPUを搭載している。また、任天堂の次期ゲーム機は、NVIDIA DLSSとレイトレーシングをサポートすると噂されているが、これらはいずれも第2世代のNintendo SwitchのグラフィックスAPIで参照されているためだ。

2017年にベースモデルが発売された後、任天堂はLiteモデルや、ベースモデルよりもバッテリー寿命や画面が向上した有機ELモデルなど、複数のシステム改訂版をリリースしている。だが、後継機はNintendo Switchの発売から5年以上経った今でもまだアナウンスもなく、任天堂は「Nintendo Switchはまだライフサイクルの半ば」であるとの発言を行っている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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