Microsoftは、WindowsのデスクトップWebブラウザアプリケーション「Internet Explorer 11(以下IE)」について、本日6月16日をもってサポートを終了する。
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既にIEのサポート終了については何度か告知が行われていたが、改めて本日をもってサポートが終了する。6月16日のサポート終了以降は、「IE」を起動しようとするとWindowsの新しいインターネットブラウザ「Microsoft Edge(ME)」が起動するようになる。「ME」には「IEモード」が搭載されており、従来の「IE」ベースサイトやアプリに対する互換性を備えているため、一部の古いサイトはそちらを使って閲覧することが可能だ。
しかし、情報処理推進機構は、一定期間従来のサイトを閲覧可能だったとしても、期限を過ぎた後は閲覧できなくなる可能性があるとして、IEコンテンツの利用者や提供者は、他のブラウザへの移行やコンテンツの改修等、速やかな対策を実施するよう促している。
なお、Window 7における「ME」のサポートは1月15日に終了。「IE11」デスクトップアプリケーションは、Windows 7 ESUの一部として、オペレーティングシステムのサポート終了日である2023年1月10日までサポートが継続される。
また、「IE11」は段階的に使用できなくなる予定で、個別のユーザーに対して具体的にいつから利用できなくなるのかについては明らかにされていない。そのため、6月16日以降は、いつでも利用不可になる可能性があるという認識でいた方が良さそうだ。
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