DJIは5月10日、同社新型小型ドローンの「Mini 3 Pro」を正式に発表した。価格は92,400円~で5月20日より順次発送とのこと。
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DJI : Mini 3 Pro
この記事の要点
- DJIがMini 3 Proを正式に発表した。発売は5月20日
- 価格は最小構成の本体、バッテリーのみで92,400円、新型DJI RCコントローラー付きで119,900円となる。
- 重量249gで3方向障害物検知、4K60fpsの動画撮影が可能
噂の「Mini 3 Pro」がついに公開
既に公開されていたティザーサイトにて、DJIはMini 3 Proを正式に公開した。
スペックは以前からリークされていた通りで、多くの国で規制の対象外となる重量249g未満の小型ボディで34分の飛行時間を実現している。
また、新たに前方/後方/下方ビジョンセンサーとToFセンサーを搭載。APAS 4.0に対応し複雑な環境でも障害物を回避可能となっている。
映像の画質もアップしており、1/1.3インチセンサーを搭載し、4K/60fpsで撮影可能。デュアルネイティブISOに対応し、HDR映像を直接出力可能だ。
特徴まとめは下記の通り。
- より大きなプロペラ、空力ボディ、強力な障害物検出システムを搭載
- 障害物検出は、前方、後方、下の3方向にデュアルビジョンセンサーとToFセンサーを搭載
- Advanced Pilot Assistance System(APAS 4.0)により、飛行経路にある物体をリアルタイムに検出し、障害物を回避
- 再設計されたジンバルにより、ローアングルショットや、垂直方向の撮影が可能
- 重量が249g未満のため、ほとんどの地域で登録の必要がなし(日本では当てはまらないのが残念だが)
- 「インテリジェントフライトバッテリー」により最大34分の飛行が可能。重量が変わるが、最大47分間の飛行時間に延長できる「インテリジェントフライトバッテリープラス」を用いることもできる
- カメラは、1/1.3インチのデュアルネイティブISOを備えたCMOSセンサーとなり、HDR画像の直接出力をサポート。2.4μmピクセルとf1.7の絞りとなる。
- 4K/60fpsのビデオ撮影に対応。また、1080P/120fpsの動画も撮影できる。
- 48MPのRAW写真撮影に対応
- 4倍のデジタルズームに対応
- 通信可能な距離は最大12km。最大18Mbpsのビデオビットレート。新型のディスプレイ搭載コントローラーには120ミリ秒の超低遅延で動画を配信。
- Wi-Fiは最大30Mbps
- True Vertical Shootingにより、ワンタップで横向きと縦向きの撮影を切り替え可能。SNSへの撮影がはかどる。
- Active Track 4.0、Spotlight 2.0、Point of Interest 3.0といった、強力なストーリーテリングツールが搭載。
- 被写体を選択するだけで自動でプロ並みのシネマティックビデオを撮影してくれる「MasterShots」機能搭載
リモコンは、DJI RC-N1送信機を持っていればそちらが流用できるとのことで、リモコンの付属しないセットの販売が92,400円となっている。
DJI RC-N1送信機同梱版は、106,700円となる。
新しく高解像度ディスプレイが搭載された、DJI RCコントローラーが付属するセットは119,900円だ。
注文は既に受け付けており、5月20日から順次発送とのこと。
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