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LEGOとEpic Gamesが「子供に優しいメタバース」のため、パートナーシップを締結

LEGO GroupとEpic Gamesは、子供たちの幸福とプライバシーを優先し、親が体験を形成するためのツールを提供する、子供に優しいメタバースを作成するためにパートナーシップを締結したことを発表した。

具体的な内容について、両者は触れていないが、開発を推進するために「3つの原則」に基づき進めていくことを明らかにしている。曰く

  • 子供たちの幸福を優先すること
  • 子供たちのプライバシーを保護すること
  • 子供から大人までがデジタル体験を形作るために必要なツールを身につけること

今回の発表に際し、Epic Gamesの創業者兼CEOのTim Sweeney氏はこう語っている

LEGO Groupは1世紀近くにわたり、創造的な遊びを通して子供と大人の想像力を魅了してきました。私たちは、メタバースにおいて、子供と家族のために作られた、楽しくて面白い空間を一緒に作ることに興奮しています。

メタバースの定義については様々な意見があるが、一般的にインターネットの次の進化であると考えられている。仮想空間のネットワークは、ユーザーがブランド、サービス、および相互にオンラインで対話するための新しい方法を提示する。これについて以前、Sweeney氏は、メタバースを一種のオンラインプレイグラウンド、マルチプレイヤーゲーム、ストリーミングエンターテインメントプラットフォーム、その他のデジタルエクスペリエンス間をシームレスに行き来しながら、人々がブランドや他のユーザーの両方と交流する共同スペースとして構想していると述べている。

新しいプロジェクトがどのような形になるのか、またはLEGOのおもちゃのブランドがエピックのメタバースの願望にどのように影響するのかは不明だ。

このLEGOとEpicのパートナーシップが、MinecraftやRobloxなどの他の人気のあるオンラインキッズゲームに挑戦する試みであることは明らかだが、今後シェアを奪うことが出来るかについては実際にLEGOのメタバースが本当に「子供と家族に優しい」物になるかどうかにかかっている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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