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Microsoft | 1TFLOPSの計算能力を備えた同社初のAIスマートカメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発表

Microsoftは、同社提供のホワイトボード型大画面デバイス「Surface Hub 2」に対応した、同社初のAI搭載カメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発売すると発表した。価格は799.99ドル(約95,000円)

Surface Hub 2 Smart Cameraは、Microsoftが提供する初のAI搭載カメラとなる。この製品は、自動リフレーミング、広い視野、および画像補正機能をサポートしており、ユーザーがオンライン会議を行うときについて回った、会議の内容以外の雑事(しっかりと参加者を捉えるようにフレーミングすることや、話者にフォーカスを合わせること、照明の調整など)に追われることなく会議に集中するためのソリューションを提供するという。

Surface Hub 2 Smart Cameraは具体的には以下のスペックとなる。

  • 1200万画素のセンサーと136度の広視野角レンズにより、様々な大きさの会議室でも近距離(0.4m)と遠距離(8m)を同時に鮮明に写し出せる。
  • 1TFLOPSの演算能力(1秒間に1兆回の浮動小数点演算が可能)
  • 傾きや歪み、広角補正を自動で行う新アルゴリズムを開発し、実生活と同じように被写体を表示
  • さまざまな姿勢、照明条件、部屋から人物を検出し、すべての参加者が等しく見えるようにするAI

実際の特徴は下記を見ていただく方が分かりやすいだろう。

機能を見るに、Appleの新型iPad Airや、Studio Displayで搭載されている「センターフレーム」と同等の機能が搭載されていると考えて良いだろう。

Surface Hub 2 Smart Cameraは単品価格が799.99ドル(約9,5000円)で、2022年3月16日から販売中。また、2022年5月からは85インチ版のSurface Hub 2Sに同梱されるようになる。

なお、記事作成時点では日本語版の公式販売ページは用意されていない。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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