Appleが、2022年3月9日(日本時間)スペシャルイベント「Peek Performance」において発表した、Mac Studio及びStudio Displayだが、その発表会で新たなMac Proに関してほのめかす発言をおこなっている。
Apple : Apple Event
Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長であるJohn Ternus氏は、Mac Studioの導入により、Appleシリコンへの移行がまた一歩進んだが、まだ完了していない製品が1つだけ残っていると述べている。Mac Proだ。
Mac Proは現在、AppleがIntelプロセッサを搭載して販売している唯一のMacだ。Ternus氏は、Appleがそのデバイスの後継機に取り組んでいることを明らかにしているが、それについての公開は「別の日」にしようとのことだ。
ここでのAppleの言葉は、Mac Proの更新にはある種のMシリーズチップが含まれることを強く示唆しており、一部の噂では出ているが、恐らくもうIntelチップが使われることはないだろう。
Mac Proチップに関する以前の噂では、最大40個のプロセッシングコアと128個のグラフィックコアを搭載できる可能性があるとのことだ。今回発表されたM1 Ultraは、Appleの現在のラインナップの中で最も強力なチップだが、20個のプロセッシングコアと64個のグラフィックコアで最高潮に達している。恐らくこれの更に2倍の性能になるだろう。
発表の時期はいつ頃になるのか。恐らくタイミング的に「WWDC」辺りが濃厚だろう。WWDC2022も恐らく例年同様6月頃に行われると思われる。
Appleシリコンへの移行を締めくくるのは、やはりAppleの最高峰製品「Mac Pro」なのかもしれない。
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