ハッキング被害に遭い、ソースコードを公開すると脅迫されていたNVIDIAだが、漏洩したDLSSのソースに続き、NVIDIAの次世代GPUの完全な仕様も漏洩していたことが分かった。
VIDEOCARDZ : NVIDIA Ada GPU specs leaked?
漏洩したソースコードを解析した「@davideneco25320」によると、同社は「AD102、AD103、AD104、AD106、AD107」という、合計5つものデスクトッププロセッサを発売するとのことだ。
David氏が投稿したスペック表には、Turing、Ampere、AdaのGPUファミリーが掲載されており、GeForce RTX 40シリーズでは、最大144個のStreaming Multiprocessorsが搭載され、これがAD102 GPUのスペックとなる。NVIDIAがSMあたりのCUDAコア数を同じにしているとすると、最大18432コアを搭載するということになる。
また、AD103は84SM(10752CUDAコア)、AD104は60SM(7680コア)のGPUを計画しているとのことだ。ミドルエンドとローエンドのGPUであるAD106は36SM(4608コア)、AD107は24SM(3072コア)をそれぞれ提供するはずだろう。
これは、以前リークされ、噂になっていたスペックと同等だという事だ。ちなみにこの噂ではTDP850Wになるとの話もあったが、このことから、その途方もない消費電力に関しても信憑性が増した格好だ。
NVIDIA GeForce RTX 40シリーズは、今年9月に発売される見込みとなっている。
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