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OPPO Find X5シリーズを発表 イメージングNPU「MariSilicon X」で驚異の動画性能

Oppo Mobile Telecommunications(以下、OPPO)は同社主催のオンラインインベント「OPPO Find X5 Series Launch Event」にて、最新のフラグシップスマートフォンシリーズ、Find X5とFind X5 Proを発表した。

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OPPO : Find X5 Pro

どちらのモデルも、50MPで5軸手ぶれ補正搭載のメインカメラ、50MPの110度ウルトラワイドレンズカメラ、2倍光学ズームで35mm換算で52mm相当のレンズを備えた13MP望遠カメラが採用された。また、インカメラには32MPのカメラが採用されている。

また、「Hasselblad(ハッセルブラッド)」と協業して開発した象徴的なナチュラルカラーキャリブレーション「Hasselblad Camera for Mobile」に対応しており、自然な色合いだけではなく、映画の一場面のような、スマートフォンのレベルを超えた素晴らしい映像記録を残せるとしている。

カメラレンズの改善もさることながら、独自開発の画像処理エンジン「MariSilicon X」チップを搭載したことが白眉だろう。同社はこれにより、画像とビデオの処理を新たな次元に引き上げることができたと述べている。特にビデオ録画に関して、低照度HDR性能を大幅に改善できるとしており、シーン全体を露出オーバーにすることなく、夜の被写体をより自然な光で記録できるとされる「4Kウルトラナイトモード」ではその性能を体感できるだろうとのこと。

Find X5 ProとFind X5では、筐体の素材とディスプレイ性能、SoC、RAM等に差が付けられている。

Find X5 Proは、6.7インチの1440p 120Hz 10億色表示に対応したOLEDディスプレイ、Snapdragon 8 Gen 1、12GBのRAM、256GBのストレージ、最大80W充電対応の急速有線充電。また50Wのワイヤレス充電を備え、5,000mAhバッテリーを搭載している。また、IP68の耐水性も備えている。

Find X5は、6.55インチの1080p 120Hz 10億色表示に対応したOLEDディスプレイ、Snapdragon 888プロセッサ、8GBのRAM、256GBのストレージ、最大80W充電対応の急速有線充電、30Wの急速ワイヤレス充電機能を備え、4,800 mAhのバッテリーを搭載している。

どちらもGorilla Glass Victusを採用し、ディスプレイを保護している。

筐体の素材は、Find X5 Proは継ぎ目のないセラミック素材のパネルで作られている。このシームレスセラミックバックパネルは、従来のガラスパネルの2倍の強度があり、放熱効果が2倍になるとのこと。そしてFind X5 Proは、IP68で、水しぶき、水、ほこりへの耐性が強化されている。Find X5はガラス素材の背面だ。

欧州などの1次販売国・地域ではOPPO Find X5およびOPPO Find X5 Proが2022年3月14日(月)に発売される。欧州での価格はOPPO Find X5が999ユーロ(約128,000円)、OPPO Find X5 Proが1,299ユーロ(約166,000円)となっている。

また、合わせてイヤホンの「OPPO Enco X2」や、ワイヤレス充電器「50W AIRVOOC Charger」も発表され、後日発売となる。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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