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Sony リング型の完全ワイヤレスイヤホン「Sony LinkBuds WFL-900」を発表

発売が噂されていた、Sonyの新型イヤホン「LinkBuds」ですが、米国時間2022年2月15日に正式に発表されました。価格は23,000円程度です。2月25日発売で予約受付中です。

Source

ソニーストア : LinkBuds

これまでとは全く異なるコンセプトの完全ワイヤレスイヤホン

Sonyは「LinkBuds」について、完全ワイヤレスイヤホンを再定義する、全く新しいコンセプトの下で開発したと言います。

これまでのイヤホンと言えば、音楽に集中出来るように耳を完全に塞いだり、ノイズキャンセリング性能を高めてどれだけ外部の音を消し去れるかに重点が置かれていたかと思いますが、この「LinkBuds」は形状をご覧頂けるとお分かり頂けるように、ドーナツ状で耳の穴を全く塞いでいないのが特徴です。

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ソニーはこのリング式デザインのことをオープンリングデザインと呼んでいます。この独特なデザインにより、音楽を聴くとき以外にもつけっぱなしでいられるのが特徴です。

その一方でアクティブノイズキャンセリング性能も搭載しています。コンテンツを楽しむときはノイズを低減し、コンテンツを楽しむことが出来る様にもなっています。

LinkBudsの特徴

重量は片耳4gとかなり軽い作りです。

Sonyの最新オーディオチップ「V1」を搭載しており、クリアな中高音域でバランスのとれた高品質なサウンドが楽しめます。

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V1チップ

また、「DSEE」により、MP3やAACなどの圧縮音源について、圧縮によって失われがちな高音域や消え際の微小な音を再現。

ユニークなのは、操作するのにイヤホン本体をタップするのではなく、耳の前の辺りをタップして操作するようになっていること。

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耳の前をタップして操作

私は現在「WF-1000XM4」を使っていますが、たまに変なところタップして意図した動きをしてくれないことがあるので、これはちょっと試してみたいですね。

バッテリー持続時間は、イヤホンだけで5.5時間。充電ケースを併用すると17.5時間となっています。急速充電にも対応とのこと。

また、立体音響技術にも対応。MicrosoftやSpotify(音楽配信)、Niantic(Pokemon GOなどの開発元)との協業を発表。このうちNianticとの協業はAR位置情報ゲームの「Ingress」に関するもので、詳細は今後発表予定とのことです。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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