Grammarlyは本日、自社の製品にジェネレーティブAIを取り込むことを発表した。新たな機能「GrammarlyGo」は、ChatGPT API(または異なるジェネレーティブAIバックエンド)を自社製品に追加する多くの企業に対応するため、AI校正ソフトウェアが自動合成機能を提供する予定のセットとなる。
GrammarlyGoは、単なる修正と提案にとどまらず、ユーザーからのプロンプトに基づいて、実際に新しい文書を作成することが出来る。例えば、電子メールの返信、文章の短縮、トーンや明瞭さのためのリライト、ブレインストーミング、ワンクリックのプロンプトからの選択など、すべてあなたの会社の声やその他の提供されたコンテキストに準拠しながら、実行することが出来るのだ。さらに、Grammarlyのデスクトップサービスは、コンピュータ上のあらゆるテキストフィールドに表示されるため、アプリやWebサイトにアクセスする必要がある競合製品(NotionやGmailのSmart Composeなど)よりも、生成される文章が若干便利になる可能性がある。同社によると、GrammarlyGoは個人向けにはデフォルトで有効になっており、設定で切り替えることが出来るとのことだ。
Grammarlyは、「ほとんどの人の文章をより良く、より速くすることができる」と、この機能の存有用性を主張している。「今日、個人は正しい方法でコミュニケーションを図るために多くの時間を費やしており、一方、不十分なコミュニケーションはビジネスの生産性とパフォーマンスを低下させています。GrammarlyGOは、個人の声やブランドのスタイル、文脈、意図を理解した上で、関連性の高いテキストを素早く生成することで、この問題に取り組みます」と、同社はプレスリリースの中で述べている。
この新しいジェネレーティブAI機能は、4月のある時期からGrammarlyのすべてのサブスクリプション会員に追加料金なしで提供される。さらに重要なことに、GrammarlyGOは、米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、ポーランド、ウクライナの人々にとって、同社の無料プランに含まれる予定とのことだ。
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