Microsoftは、Windows Insiderプログラム向けに、Windowsの「写真アプリ」のアップデートを提供し、背景画像を削除したり置き換えたりする新しい機能「Generative Erase」機能の追加を発表した。
Microsoftのブログ投稿によれば、Adobe Photoshopのように、背景を選択して取り除いたり、ぼかし機能を追加することが出来る様だ。また、切り抜いた被写体をクリップボードに貼り付けて他のアプリで利用したりすることも出来るという。
また、写真アプリのフィルムストリップ機能も刷新されており、表示中のメイン画像の下に配置されるようになった。また、サムネイルが大きくなり、スクロールバーも大きくなった。写真アプリで画像を表示する際、この機能はデフォルトでオフになっているため。Fキーを押すか、左下のフィルムストリップアイコンをクリックするとオンにすることが可能だ。
また、アプリ内のすべてのフォルダに新しいタイムラインスクロールバーが追加され、画像の時間範囲に基づいて表示されるようになっている。
加えて、OneDriveクラウドストレージアカウントにバックアップされた写真を共有することもできる。写真を右クリックするとメニューが表示され、「共有」、「OneDriveを使用」の順にクリックすると、写真へのリンクをメールで送信できるようになっている。
その他、下記のようないくつかの変更が加えられている:
- コミュニティからのフィードバックに基づき、1枚の画像を表示する際に「プリント」ボタンをコマンドバーの上部に表示したり、リサイズツールで7:5のアスペクト比を提供したりすることで、これまで以上に簡単に写真をプリントできるようになりました。
- スライドショー機能、タブ間のナビゲーション、画像を開く機能を改善するため、様々なパフォーマンスと安定性のアップデートを行いました。
Insidersプログラムの全メンバーは、写真アプリをバージョン2023.11110.8002.0以上にアップデートすることで、これらのアップデートを入手できる。これらのアップデートがすべてのWindows Photosユーザーに提供される時期については、まだ発表されていない。
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