Appleが、Apple Watchに新たな省電力モードを搭載するとの情報は、以前にBloombergの記者Marc Gurman氏によってもたらされていたが、今回新たな情報として、この新たな省電力モードは、この秋に登場する「Apple Watch Series 8」専用の機能になると、Gurman氏は今回新たに報告している。
Bloomberg : Power Onニュースレター
日常的に使える新しい省電力モード
Gurman氏は、最新の報告でApple Watchの新しい省電力モードが登場することを再び述べている。これは、現在バッテリーが極端に減ってしまった時の緊急用として、時間だけを表示する機能以外をカットしてしまう「省電力モード」とは異なり、もっと日常的に使えるものとのことだが、watchOS 9の機能ではなく、新しい省電力モードはApple Watch Series 8の新機能の1つとして発表される予定とのことだ。
Gurman氏のレポートによると、新しい省電力モードにより、ユーザーは電力をあまり消費せずにAppleWatchのアプリと機能を使い続けることができるようになるという。これは、iOSおよびmacOSですでに利用可能な省電力モードと同様に機能する物と思われる。つまり、本質的にはバックグラウンドアクティビティを一時停止し、デバイスのパフォーマンスを低下させてバッテリー消費を抑える方法となる。
だが、Apple Watch Series 8に搭載されるS8チップは、名前だけ変わった、中身としてはApple Watch Series 7と同じチップを搭載すると噂されているので、Appleがこの省電力モードをSeries 8にのみ限定するというのは不可解ではある。
今年のApple Watchは外観が大きく変わるとも言われているが、新たなセンサーの搭載もなく、機能的な変更はほとんど見られないとも言われているので、省電力モードを新機種に限定して、その点だけでも新たな機能を追加しようという戦略だろうか。
2023年秋に発売するとされるApple Watchについての情報はいかにまとめてあるのでよろしければご覧頂きたい。
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