Appleが次期AirPods Proの開発に取り組んでいることは間違いないが、AirPods Proに関する最新の噂では今秋のiPhone 15ラインナップと同時に新モデルがリリースされる予定だという。そして次世代AirPods Proは、内蔵ヘルス機能や強化された接続性などが見込まれるようだ。
BloombergのMark Gurman氏によると、今秋AppleはAirPods Pro用のUSB-C充電ケースを発表する予定だという。この動きは、AppleがLightningポートからより広く採用されているUSB-C規格への移行に合わせたもので、EUの新しい共通充電規格に準拠している。
また、新たな注目すべき新しい健康関連機能のひとつは、内蔵された聴力検査機能だ。新しいイヤホンは、ユーザーの聴力の健康状態を評価するために、さまざまなトーンやサウンドを再生することができる。この機能により、ユーザーはAirPodsから直接聴力を評価することができ、ユーザーの健康状態の把握に役立つはずだ。
同社は、AirPodsが人の耳の聞こえを判定できるように、さまざまな音やサウンドを再生する新しい聴力検査機能の開発に取り組んでいる。これは、Apple WatchのECGアプリが心臓の問題をチェックするのと同じように、ユーザーが聴覚の問題をスクリーニングできるようにするものだ。
Gurman氏によると、Appleは最近FDAが承認した、検査や処方箋を必要としない補聴器の店頭販売を活用することも視野に入れているという。この認可を念頭に置き、Appleは補聴器の代替品としてAirPods Proの利用を模索している。
既に外部の研究機関によって、AirPods Proが高価な補聴器と同程度の機能を有する事は証明されており、Appleは既存の補聴器メーカーのエンジニアとともに、補聴器機能を提供するためにイヤホンの機能拡張に取り組んでいる。
今後は温度センサーも搭載か?
聴覚に特化した機能に加えて、次世代AirPodsには温度センサーが内蔵される見込みだ。このセンサーはWatch Series 8とWatch Ultraに導入されたものと同様で、ユーザーは外耳道を使って体温を正確に測定できるようになる。
しかしGurman氏は、体温測定機能は今秋のアップデートでは間に合わない可能性もあり、「数カ月から数年」かかる可能性もあると述べている。
AirPods Proは今秋にはソフトウェアアップデートによって新たな機能が搭載されることも明らかにされている。これには、適応型オーディオ、パーソナライズされた音量、会話感知などが含まれる
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