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Rolls-Royceが計画中の月面原子力発電所に英国政府が資金提供を決定

英国宇宙庁(UKSA)は金曜日、Rolls-Royceの月面で原子力発電を行うプロジェクトに相当額を投資すると発表した。

UKSAは声明の中で、Rolls-Royceの研究者が、人類が月で生活し働くために必要な電力を供給する技術を開発する“マイクロリアクター・プログラム”に取り組んできたことを説明した。

UKSAは今後、“英国製月用モジュール原子炉の初期実証を行う”ために、290万ポンド(4億7,000万円)をこのプロジェクトに投資する予定とのことだ。

「すべての宇宙ミッションは、通信、生命維持、科学実験のためのシステムを支える電源に依存しています。そして、原子力は、将来の月探査の期間とその科学的価値を飛躍的に高める可能性を秘めています。」とUKSAは述べている。

Rolls-Royceの野心的な計画が明らかになったのは、2021年9月のことだ。

当時は、宇宙空間で超高速でロケットを推進するために超小型原子炉を使用し、その技術を「月の採掘」や「火星の採掘」のための掘削、処理、貯蔵のためのエネルギー供給に再展開する方法を検討していた。

また、英国海軍の原子力潜水艦を60年間開発してきた経験を、潜水艦と宇宙船は似ているため、宇宙船に応用するとしている

CNBCによると、英国宇宙庁のPaul Bate長官は、「宇宙原子力の開発は、革新的な技術を支援し、原子力、科学、宇宙工学のスキルベースを成長させるユニークな機会を提供する」と述べている。

Rolls-Royceは現在、“2029年までに月に送れる原子炉を用意する”ことを目標としている。

太陽に近い月は、太陽光発電の理想的な候補地であるが、現実には月の自転により暗闇が多く、技術的に実現できない。

原子力は、暗いところでも明るいところでも使い続けられるので、天体のエネルギー源として理想的だ。しかし、核燃料の確保や放射性廃棄物の処理など、まだまだ解決しなければならない問題が多い。


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