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TwitterのライバルとなるThreadsが登場し、瞬く間に1億ユーザーを獲得したことでTwitterも危機感を感じていると思われるが、同社はThreadsに対して訴訟をチラつかせる事で対抗する姿勢を見せているなど、自身のサービスを改善してユーザーの信頼を取り戻そうとは全く考えていないようだ。そして今回、TwitterがThreadsに対する新たな対抗策を講じている事が明らかになったが、それはなんとも陰湿な物だった。どうやら、TwitterはThreadsへのリンクをブロックしているようなのだ。

Threads投稿に関するツイートのリンク自体はブロックされていないが、Threadsの投稿を検索しようとするとブロックされて表示されないことがわかる。これは開発者のAndy Baio氏が指摘したものだが、他のユーザーにも生じているようだ。実際にTwitterで “URL:threads.net”を検索すると、Threadsへの投稿が全く表示されないのだ。

Post by @waxpancake
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さらに、”url:”演算子を除いた単純な検索では、threads.netのWebサイトや、Threadsのユーザー名をフォロワーにツイートしているTwitterユーザーを参照するツイート(例えば、”threads.net/@info_texal”など)が返されるが、Threadsのプラットフォームで行われている議論への直接リンクは返されないようだった。

この問題はすべての人に生じている訳ではないかもしれないが、実際筆者も試してみたところ結果は同じだった。これがいつまで続くかはわからないが、これがElon Musk氏やTwitter上層部の焦りの表れである事は間違いないだろう。

Linda Yaccarino新CEOは、上司のElon Musk氏とともに、Twitterがいかにかけがえのない存在であるか、そしてすべてがうまくいっていることを一連のツイートで伝えている。

Twitterでは、みんなの声が重要です。歴史が展開するのを見るためであれ、世界中のリアルタイムの情報を発見するためであれ、自分の意見を共有するためであれ、他の人について学ぶためであれ、Twitterではあなたがリアルであることができます。Twitterコミュニティを築いたのはあなたです。

Twitterの皆さん、本当にお疲れ様でした!先週は2月以来最大の利用者数を記録しました。Twitterは一つしかない。知ってるでしょ?私は知っています。

彼女の発言は、Threadsがデビューし急成長して以来、Twitterのトラフィックが急減していることを示唆する多くの報道を受けたものだ。実際Web解析会社Similarwebのデータでは、Threadsが一般公開された最初の2日間、TwitterのWebトラフィックは前の週と比べて5%減少したと報じた。さらにSimilarwebによると、Twitterのウェブトラフィックは2022年の同じ日に比べて11%減少したという。

また、CDNのCloudflare CEOのMatthew Prince氏はTwitterのトラフィックが激減しているとツイートしている。

このような報道を前にすると、Twitterの記録的な利用状況に関するYaccarino CEOのコメントには疑問が残る。同氏は比較のための具体的な指標や、トラフィックが急増した日さえも共有していないのだ。

だが、Twitterが競合プラットフォームをデジタル的に抹殺しようとしたのはこれが初めてではない。今年初め、同プラットフォームはSubstackのニュースレターへのリンクを含むツイートを制限し始めた(この制限は後に解除された)。

ユーザーは“またか”と考えるかも知れないが、Threadsの話題性の大きさを考えると、今回のブロックは以前よりも大きく人々の話題に上る可能性もあり、結果的にTwitterの信頼性を落とす行為になるかも知れない。


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