OpenAIは、数日前に米国のiOSで、トレンドのChatGPTアプリをリリースし、本日、日本を始めとする30カ国で新たにiOSアプリをリリースした。長らく噂されていた、このAIサービスのモバイルアプリリリースは大きな話題をなったが、米国の、iOSみでのリリースにもかかわらず、驚くべき成果を上げた事が判明したのだ。
ChatGPTの人気の高さを改めて見せつける結果
data.aiの調査によると、OpenAIのChatGPTアプリは、ChatGPTは、米国のiOSユーザーだけが利用できるアプリであるにもかかわらず、1週間足らずで約50万件のダウンロードを記録したという。これは、新しいアプリとしては大規模なスタートであり、今年および前年に最も人気のあったアプリの1つとなっている。ChatGPTは、App Storeに正式に登場するまでに、かなりの時間を要した。これまで、プラットフォーム上では無数のChatGPTクローンや、ある程度同じ目的を果たすと主張する他のAIアプリが目撃されていた。これらのいわゆる“偽ChatGPTアプリ”は、OpenAIによる公式アプリがないこと、AIチャットボットの需要の高まりに応える物だ。
今回、OpenAIがChatGPTアプリをリリースしたことで、このAIサービスの人気が揺るぎない物である事を再確認することになった。ChatGPTアプリの成功は、GPT-4を搭載したMicrosoftのBingとEdgeのアプリを越えている。とはいえ、米国でのダウンロード数を考慮すると、MicrosoftのBingとEdgeのアプリがトップではある。しかし、iOSのインストール数だけで判断すると、ChatGPTがリードしている。
また、この結果は、Android向けのアプリが提供された場合、そしてその時に、どのように数字が急上昇するかを示すものでもある。現時点では、OpenAIがAndroid向けアプリをいつリリースするかは不明だが、同社は「準備中」と述べている。さらに、ChatGPTが追加地域でリリースされた後は、インストール数はさらに増加することになるだろう。今回、新たにChatGPTアプリが世界30の国と地域で利用可能になったが、日本のApp Storeでは無料アプリランキングで早速1位に躍り出ている。
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