Bloomberg が火曜日の朝に報じたところによると、世界で最も億万長者の多い都市は、トップ10のうち半分がアメリカであることが明らかになった。トップのニューヨークは345,600人の富裕層を抱えている。意外なことに、2位は東京で304,900人だった。
Source
- Henley & Partners : Henley Global Citizens Report 2022 Q3
- Bloomberg : These Cities Have the Most Millionaires in New Ranking
ただし、上位10都市のうち7都市では、2022年上半期に富裕層が減少しているとのことだ。最上位のニューヨークでは富裕層人口が12%減少し、東京は8%減少している。逆に、3位のサンフランシスコ・ベイエリアは、今年成長を遂げた数少ない都市の一つであり、4%の上昇を記録した。上位10都市では、シンガポール(1%増)とヒューストン(8位、6%増)だけがプラスの動きを示している。
このレポートを作成したレジデンシーアドバイザリー会社のHenley & Partnersは、世界で最も急速に成長している25都市を、富裕層人口の観点から紹介した。1位はリヤド、2位はアラブ首長国連邦のシャルジャで、石油・ガス産業が盛んな都市が多くを占めている。
日本に関しては、20位以内には東京以外にはランクインしていないので、東京一極集中は依然続いていることが分かる。
ちなみに、中国は5位には入っていないがトップ10には9位北京、10位上海がランクインしている。ただし、どちらも減少が見られている。逆に杭州と深センは10%近い伸びが見られるとのことだ。
もちろん、多くの富裕層が都市間を行き来しているため、実際には、大富豪が多い地域を1つだけ選んで定住する必要はない。
大富豪が住む都市トップ20の全リストは以下の通りだ。
- ニューヨーク
- 東京
- サンフランシスコ・ベイエリア
- ロンドン
- シンガポール
- ロサンゼルス&マリブ
- シカゴ
- ヒューストン
- 北京
- 上海
- シドニー
- 香港
- フランクフルト
- トロント
- チューリッヒ
- ソウル
- メルボルン
- ダラス&フォートワース
- ジュネーブ
- パリ
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