世界で1億人以上が利用するアクティビティ・トラッキングとソーシャル・コミュニティーのプラットフォームであるStravaは、アウトドア向けの高解像度3Dグローバル・マップ・プラットフォームを構築している欧州企業Fatmapを買収した。
Stravaは取引の条件を明らかにしていないが、TechCrunchによると、Fatmapの登録ユーザーはおよそ160万人で、約3,000万ドルの資金を調達しているという。統合が完了すれば、StravaのユーザーはFatmapの高解像度3DマップをStravaのアプリから離れることなく見ることができるようになるそうだ。TechCrunchはまた、Stravaがシングルサインオンの統合に取り組んでおり、加入者はStravaのログイン情報を使ってFatmapの全機能にアクセスできるようになると報じている。今のところ、ユーザーはStravaとFatmapのアカウントを接続し、アクティビティを自動的に同期させることができる。
Stravaによる買収は、昨年、プレハブや怪我の予防に焦点を当てたアプリ、Recover Athleticsの買収もあり、最近活発になっている。Stravaのユーザーは、Recover Athleticsのストレッチをアプリ内で見ることができ、また、Stravaの認証情報を使ってRecover Athleticsのアプリにログインすることもできる。
Stravaはサイクリストやランナーに人気があるが、最近ではラケットスポーツ、ピラティス、HIIT などの新しいアクティビティを追加し、その範囲を広げることに熱心だ。Fatmapの買収は、スキーヤーやハイカーなどのアウトドア派にもStravaの利用範囲を拡大する狙いがあるとも考えられる。
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