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Stability AI、主要研究者が離職し創業者兼CEOも辞任

AI画像ジェネレーターStable Diffusionで有名な「Stability AI」は存続の危機に瀕しているかも知れない。Forbes紙によると、「Stable Diffusion」の開発に貢献したRobin Rombach氏ら主要研究者が同社を去ったとのことだ。合わせて、創業者で最高経営責任者のEmad Mostaque氏が退き、COOのShan Shan Wong氏とCTOのChristian Laforte氏が暫定的な共同CEOに任命した事がStability AI自身のブログで発表された。

Rombach氏は、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン校とハイデルベルク大学で、Stable Diffusionに関する基礎研究を行った研究チームを率いた。Andreas Blattmann氏、Dominik Lorenz氏とともに、この重要な研究論文の5人の著者の一人である。

彼らの離職の理由は不明だが、CEOのMostaque氏は退任の理由を自身のXへの投稿でいくつか明らかにしている。同氏によれば、“分散型AIを追求するために退任する”とのことだ。Mostaque氏はXへの一連の投稿で、OpenAIやAnthropicのようなトップAIスタートアップの所有構造を引き合いに出し、より「中央集権的なAI」では「中央集権的なAI」に勝てないとの見解を示していた。

Bloombergはこの点に関し、Stability AIが40億ドルの評価額で新たな資金調達を試みたが失敗に終わった事も指摘し、Mostaque氏のStability AIからの退社はここに原因があると見ている。

今週はAI業界に最初の大きな再編の波が起こった週だったかも知れない。約15億ドルを調達したAIスタートアップのInflection AIは、共同創業者の2人と主要スタッフ数十人が、直近の資金調達ラウンドを主導したMicrosoftに入社したと発表してる。これに伴い、Microsoftは同社に新たなAI部門を設け、そのトップにInflection AIの創業者であるMustafa Suleyman氏を据えている。


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