Samsungの次期PCIe 5.0世代のSSDについての噂はここ数日各所で話題になっていたが、この度、初めて同社はその存在をほのめかす発信を行った。
PCIe 5.0対応のSSDについては、既にCorsairとGigabyteもそれぞれ発売を予告をしている。
Samsungは次のようにツイートしている。
ゲームをアップグレードし、そこにとどまるときが来たのです。究極のSSDが登場します。目を離さないでください。
Samsungの990 PRO PCIe 5.0 NVMe M.2 SSDは、ここ数週間の間に2度その存在が噂されている。これまでに1TBと2TBの容量モデルの少なくとも2つのモデルがある事が確認されており、今回の新たなティーザー映像では、2種類のSSDが登場することが確認された。そのうちの1つには、中央に小さな RGB LED イルミネーションがある堅牢なヒートシンクを使用している事が確認出来る。また、990 PRO SSDは、標準的な2280フォームファクターであることも見て取れる。
今後のドライバは高温になることが予想されるため、こうした形で大型のヒートシンクを搭載するのは理にかなっている。ちなみに、既にSamsungはPS5用に産業用の大型ヒートシンクを備えたカスタム980 PRO SSDを製造している。
PCI-SIGが確認したところ、これらは確かにPCIe Gen M.2認証のSSDで、先のリストでは「MZ-V9P1T0」と「MZ-V9P2T0」の2モデルとなっていた。参考までに、既存のSamsung 980 Pro PCIe Gen 4.0 SSDは「MZ-V8P1T00」と表記されている。これらは、Samsungの次世代SSDである990 Pro 1TB 及び 2TB PCIe 5.0対応モデルであることが推測される。
既にSamsungは、シーケンシャルリード最大13GB/s(ランダム読み取り)と2,500 K(IOPS)の速度を提供するPM1743という形で、サーバ向けの初のPCIe 5.0世代のSSDをすでに発売している。このドライブは、最大15.36TBの容量があるが、消費者向けプラットフォームでは、ここまでの大容量は期待しない方がいいだろう(もし実現してもとてもではないが気軽には手が出ない価格になりそうだ)次世代のPCIe 5.0 SSDは、最大14 GB/sの速度と最大8TBの容量を実現すると見られる。
コメントを残す