Appleは今年、新しいiPhone 14シリーズやApple Watch Series 8など、大量の製品を発表する予定だ。それに加えて、同社は現在、初の有機ELディスプレイ搭載iPadの最終プロトタイプを製造していると言われている。そして、有機ELパネルを搭載した新しいiPadは、軽量なデザインとともに「比類ない」画質を特徴とするとのことだ。
Appleは先日、パフォーマンスと共に省電力性能も大幅にアップした新しいM2チップセットを搭載した、新しいMacBook AirとMacBook Proのモデルを発表した。この新しいチップは、前モデルのM1同様に、今後はiPad Proモデルに搭載されると思われる。そしてApple初の有機ELディスプレイiPadは、11インチと12.9インチのiPad Proになるとうわさされている。
ET Newsの新しいレポートによると、Appleは韓国のパートナーであるLGとSamsungとともに、有機ELパネルを搭載したiPadモデルのプロトタイプを開発しているとのことだ。さらに、iPadのディスプレイ品質を確保するために、さまざまなテストを行っているとのことだが、新しい有機ELパネルにより、iPadは「比類のない画質」を実現することが期待されている。また、パネルの軽量化を目的としたドライエッチングプロセスにより、表示品質の向上に加えて、薄型化がされるとのことだ。ただし、それに伴い、耐久性を高めるための特殊なディスプレイコーティングを開発する可能性もあるとのことだ。
ディスプレイの軽量化により、Appleはより軽量なデザインの有機ELディスプレイiPadを製造出来る事になる。有機ELディスプレイは、液晶パネルに比べてコントラスト比が高く、真の黒を再現し、画質を向上させるとともに、消費電力も抑えることができる。その画質の素晴らしさは、恐らくiPhone 13 Proをご覧になっていれば分かるだろう。
有機ELディスプレイ搭載iPad Proの発売時期については、2024年に発表されると予想されている。
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