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自動車のエアコンを使うためにサブスクに加入する未来が来るかもしれない

ドイツの自動車メーカーBMWが、車に搭載されているシートヒーターをユーザーが利用するために、月額18ドル(2,500円)のサブスクリプションサービスへの加入を要求していることが、一部メディアの報道から明らかになった。

今のところ、この機能は韓国内の顧客に限定されており、BMWは同じコンセプトをより広い市場に導入する計画をまだ発表していない。しかし、一部の機能に制限される物ではあっても、こういったギミックはユーザーを不安にさせるだろう。

既に多くの批判を受けた自動車のマイクロトランザクション

この機能は、物理的にはシートヒーターが内蔵されている車に対し、ソフトウェア制御でその機能を制限し、その制限を解除するために毎月のサブスクリプション加入を求めるというものだ。

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BMWのソフトウェアアップデートで追加される機能の一覧(出典:BMW)

シートヒーターのみならず、BMWは、ステアリングヒーターのような他の基本的な機能も、なんと月額12ドル(1,600円)で有料化しているという。極めつけは、車内蔵のカメラからの録画機能を有効にする場合は、235ドル(32,000円)かかるのだ。

ただし、これらの機能は永続的に使用するために購入することも可能にはなっている。だが。そもそも使いもしない機能を始めから組み込んでおき、必要ならばソフトウェア制御でアンロックすると言うのは、製造コストのアップ(そして販売価格のアップ)に繋がりで、必要ないユーザーにとっては迷惑な話だろう。

自動車メーカーがこのようなスタンスを試みるのは、これが初めてではない。BMWは、Apple CarPlayとAndroid Autoを有効にするために顧客に年間80ドル(11,000円)を請求しようとしていた。しかし、この試みは失敗に終わり、BMWは多くの批判を受けてすぐにその決定を覆している。

これはつまり、ゲームへのアイテム課金のようなものだ。

基本的な機能をロックすることは、特にBMWの価格帯では、消費者にとって迷惑なだけでなく、近い将来、さらに迷惑な機能がドライバーを苦しめる前例となりかねない。それこそ、エアコンを使うには月額○○円、バックカメラを使うには○○円と言った未来にもなりかねないのではないだろうか。

マイクロトランザクション(アイテム課金)地獄へようこそ」と投資家Joe Pompliano氏はツイートしている。


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