Robloxは、オンラインゲーミングプラットフォームやクリエイションツールから、真のバーチャルコミュニティへと変貌を遂げようとしている。本日、同社は年次開発者会議「RDC 2023」(Roblox Developers Conference)を開催し、ユーザーがより多くのコンテンツを作成できるよう設計された、多数の新しいアプリやツールを発表した。
この発表の中で、Robloxは独自のビデオチャット「Roblox Connect」を今年後半にローンチすることを発表した。Roblox Connectでは、Robloxのアバターを用いて他の人とチャットすることができ、アバターは現実のあなたの顔の動きを真似ることが可能となる。また、通話はキャンプ場やドックのような走り回れる共有仮想空間で行われる。
また、Roblox Connectはすでにソーシャルアプリとして設計されており、テキストやボイスチャットを使って連絡を取り合いながら、友人とRoblox上のバーチャル体験を楽しむことができる。
Robloxによると、このアプリは公開プラットフォームAPIを使用して開発され、リリース後はオープンソースソフトウェアになるとのこと。
同社はまた、クリエイターがより速く簡単にコンテンツを作成するための方法にも取り組んでいる。例えば、画像を使い、いくつかのテキストプロンプトを入力するだけでアバターを作る方法を開発中だ。これによって、アバター作成にかかる時間は数日から数分に短縮される。
Robloxはまた、9月後半にMeta Questバーチャルリアリティヘッドセットで広くサービスを利用できるようになることも確認した。加えて、現在のXboxアプリの改良点として、”新しい外観、頻繁なアップデート(最新機能へのアクセス)、コンテンツ推薦の改善、ユーザー体験の向上 “を発表した。
また、Robloxは今年10月、ついにSonyのPlayStation 4とPlayStation 5に追加される。このことは、おそらくこのサービスに膨大な数の新しいユーザーが加わることを意味するだろう。
Sources
- Roblox: RDC 2023: Where Roblox is going next
- via The Verge: Roblox is putting its own spin on video chat
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