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Rimacの「Nevera」が電気自動車の市販車における最高時速412kmを達成

クロアチアの電気自動車メーカーRimac(リマック)は、同社の販売するハイパーカー「Nevera」が、時速412kmという、市販の電気自動車における最高速度記録を達成したことを発表した。

これまでの最高時速記録は、Tesla(テスラ)の「モデルS」が2022年6月に達成した、最高時速は216mph(約348km)だったが、半年も経たずに更新された形だ。

Rimacは、電気自動車のハイパーカー「Nevara」で、最高速度412km/hの新記録を達成したと発表した。同社は、プレスリリースで以下のように述べている。

RimacのNevaraは、最高速度412km/hを達成し、世界最速の電気自動車となりました。この記録達成は、2021年にNeveraが独自に検証した8.582秒のクォーターマイル走行に続くもので、世界最速の加速をする量産車となりました。

チームは、ドイツにあるAutomotive Testing Papenburgトラックの4kmのストレートでその偉業を達成した。記録達成時の様子は以下の動画で共有されている。

ただし、この最高速度はRimacのチームによるサポートとチューニングがあって初めて達成されるものであり、標準で顧客に届けられるNevaraは最高時速は352kmに制限されていることには注意が必要だろう。

Neveraの最高速度は352km/hに制限されていますが、Rimacチームのサポートと管理された条件下で、特別なカスタマーイベントにおいて412km/hの最高速度を達成することができます。このような走行ではタイヤに大きな負荷がかかるため、事前の注意事項のほとんどは、高速走行に適したタイヤのセットアップを確認することに向けられています。現在、Neveraはクロアチアのザグレブ郊外にあるRimacの本社で生産が行われており、最初の1台はすでに世界中の顧客の手元に届いています。

最高速度は、GPSを利用した高精度な計測を行うRacelogic社のV-Boxを使用して計測された。Rimacによると、2018年のジュネーブモーターショーでコンセプトカー「C_Two」として初公開された際、最高速度412km/hは目標値だったそうだ。

その3年後に発表されたC_Two(現在のNevera)は、想像を超える最高速度を実現するために作られた電気自動車ハイパーカーである。Rimacのエンジニアは3年間かけてバッテリーパックの液冷システムを改良し、ドライバーがバッテリーに不満を感じる前に、車両のピークパワーをより長く使用できるようにしたのだ。

さらに、電子安定化制御とトラクションコントロールを兼ねた全輪トルクベクタリングシステムも新たに開発した。このソフトウェアは「1秒間に100回以上の計算を行い、希望のドライビングスタイルを実現するためにトルクのレベルを調整する」ことができるとRimacは述べている。

このようなクルマではブレーキも重要だ。Rimacは、車輪の摩擦ブレーキと電気モーターによる回生ブレーキの制動力のバランスを動的に調整できるよう、Neveraを設計した。

こうしたエンジニアリングの結果、世界最高の速度が達成されたとのことだ。

VBOXで最高速を達成した車内の様子は以下の動画で共有されている。

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