最適化されておらず、肥大化した最近のWebサイトは、読み込み時間が遅いだけでなく、一部の下位端末では完全に動作しないことがある事が最近のレポートでは、PUBGを40fpsでプレイできたエントリーレベルのスマートフォンですら、いくつかの人気サイトでは苦戦していることがわかった。
Danluu.comのレポートでは、ここ数年、Webアプリ向けのCPU性能が帯域幅ほど急速に向上していない問題を取り上げている。
Webサイトの肥大化をテストするため、このレポートでは複数のデバイスでLCP(Largest Contentful Paint)時間を測定した。LCPとは、ユーザーがページの読み込みを開始してから、ページが主要コンテンツをレンダリングするまでの時間だ。また、各サイトが要求する帯域幅の量も示している。
テストには、パワフルなApple M3 Max、M3、M1 Pro、ローエンドのIntel P32、Tecno S8Cが含まれる。
最も負荷が高かったのはWixで、1ページに21MBのデータをロードした。PatreonとThreadsはともに13MB、Twitterは11MB、BlueskyとDiscourseは10MBだった。
結果表を見ればわかるように、より負荷の高い(あるいはそうでない)Webサイトは、低スペックの端末では読み込みに時間がかかるか、読み込みに失敗した。Tom’s Hardwareは、新興市場で一般的なスマートフォンであるTecno Spark S8Cは、PUBG Mobileを40fpsで実行できるが、Quoraをロードできないと指摘している。Apple M3でもWixの読み込みに時間がかかった。
レポートでは、Discourse、Reddit、Substackなど、ページを部分的に読み込んでから残りの部分を動的に読み込むような最新のテクニックを使っているサイトが、表のスコアが示すよりも使い勝手が悪い傾向があることに触れている。理論的には良いように聞こえるが、実際には、動的読み込みを使用するサイトは、ローエンドのデバイスでは非常に不便なほど複雑になる傾向がある。
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