Googleは10月5日にPixel 8シリーズを発表する。手頃な価格と確かな性能、そしてGoogleブランドの安心感により日本でも大きな人気を誇ったPixelシリーズの最新機種だが、そのうちの“価格”については昨年から大きく変わる事も覚悟しなければならないかも知れない。
TheTechOutlookが独占的に入手した情報によると、Pixel 8とPixel 8 Proは、少なくともヨーロッパでは大幅な値上げとなるようだ。同誌はリーカーのParas Guglani氏とともに、128GBストレージ搭載のPixel 8が874.25ユーロ(137,900円~)になると報じている。なお、これは23%の付加価値税(VAT)を含んだもので、税抜きでは710.77ユーロ(112,000円~)となる。256GBストレージ版は、23%の付加価値税(VAT)込みで949.30ユーロ(149,800円~)になる見込みだ。ちなみに、2022年発売のPixel 7の128GBモデルの価格は650ユーロ(102,500円~)だった。
一方、Pixel 8 Proの価格は、128GBストレージが1,235ユーロ(194,000円~)、256GB版が1,309ユーロ(206,500円~)、512GBモデルが1,461ユーロ(230,000円~)になると噂されている。これらの価格には23%の付加価値税が含まれている。Pixel 7 Proの900ユーロ(141,980円~)から比べるとかなりの値上げだ。
この価格情報が本当だとすると、以前の噂にあったような大幅な値上げが実際に行われる可能性がありそうだ。
ただ、日本は円安にもかかわらず、例えば最近発売されたPixel 7aは、ヨーロッパでは509ユーロ(80,000円~)にもかかわらず、日本では62,700円からと、円安にもかかわらず相対的には割安な価格で販売されてきたPixelシリーズだが、それでも82,500円からのPixel 7や124,300円からのPixel 7 Proなどでの販売は望めず、どちらも1万円以上の大幅な値上げは避けられないだろう。
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