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発表会直前まで続いた多くのリークのおかげで、驚きと言えば日本のGoogleストアでの購入特典くらいになってしまったが、本日Googleは新たなスマートフォン「Pixel 8」及び「Pixel 8 Pro」を正式に発表した。

Pixel 8とPixel 8 Proは多くの共通点を持つが、ことカメラ機能に関しては大きく異なっている。前モデルで大きく評価されたカメラ機能は新モデルでも健在であり、最高のスマートフォンカメラを手に入れたいのならば、Proを選択する事がオススメだろう。

Pixel 8とPixel 8 Proのいくつかの違い

最新のPixel 8とPixel 8 Proのスペックは以下の通りだ:

Pixel 8Pixel 8 Pro
SoCGoogle Tensor G3Google Tensor G3
ディスプレイ6.2 インチ OLED (1080×2400)
60 – 120 Hzの可変リフレッシュレート
ピーク輝度:最大 2,000 ニト
6.7 インチ LTPO OLED (1344×2992)
1 – 120Hzの可変リフレッシュレート
ピーク輝度:最大 2,400 ニト
RAM8GB LPDDR5X12GB LPDDR5X RAM
ストレージ128GB / 256GB UFS 3.1128GB/256GB/512GB/1TB UFS 3.1
バッテリー4,575mAh5,050mAh
高速有線およびワイヤレス充電
ポートUSB Type-C 3.2USB Type-C 3.2
フロントカメラDual PD 1,050万画素
f/2.2
視野角95度
Dual PD 1,050万画素
f/2.2
視野角95度
リアカメラ・5,000万画、f/1.68 Octa PD ワイドカメラ
・オートフォーカス付き 1,200万画 ウルトラワイドカメラ(視野角125.8度)
・5,000万画 f/1.68 Octa PDワイドカメラ
・4,800万画素 f/1.95クアッドPDウルトラワイドカメラ(視野角125.5度)
・5倍光学ズーム付き4,800万画素 f/2.8クアッドPD望遠カメラ
寸法150.5 x 70.8 x 8.9mm162.6 x 76.5 x 8.8mm
重量187g213g
IP等級IP68IP68

Pixel 8 Pro

Pixel8 Proモデルは、5,000万画素f/1.68のオクタPDメインワイドカメラに加え、4,800万画素クアッドPDウルトラワイドカメラ(開口部f/1.95)を搭載している。また、視野角125.5度、光学5倍ズームの4,800万画素クアッドPD望遠カメラもオプションで用意されている。

Gorilla Glass Victus 2でコーティングされた6.7インチのLTPO OLED(解像度1,344 x 2,992、489 PPU)を搭載し、Pixel 8よりもワンランク上の表示品質が得られる。Proのディスプレイは標準モデルよりも明るく、最大1,600ニト(HDR)、最大2,400ニト(ピーク輝度)となっている。

Pixel 8 Proは5,050 mAhのバッテリーを搭載しており、1回の充電で24時間以上のバッテリー駆動が可能とされている。オプションの30W USB-C充電器を使えば、約30分で50%の充電が可能だ。

より手頃な価格のものをお探しなら、通常のPixel 8は5,000万画素のメインセンサー、1,200万画素のウルトラワイドカメラ、1,050万画素のセルフィーカメラを採用しており、価格が抑えられている。ちなみに、カメラアプリでは、ProモデルにはProモードが搭載されているが、通常モデルにはなぜか搭載されていない。

また、Proモデルには温度センサーが搭載された。これにより物体の温度が計測できるようだが、具体的な使用例はまだ明らかになっていない。

Pixel 8

Pixel 8は、6.2インチのOLEDディスプレイ(解像度1,080 x 2,400、428 PPI)を搭載し、CorningのGorillaGlass Victusでコーティングされた可変リフレッシュレート(60 – 120 Hz)に対応する。

4,575mAhのバッテリーは「24時間を超える」バッテリー寿命を実現し、急速充電を使えば約30分で50%まで充電できる。

その他、両機種の共通点としては、デュアルSIM対応、空間オーディオ対応のステレオスピーカー、Wi-Fi6E、IP68相当の耐久性が挙げられる。

次に、Pixel 8とPixel 8 Proの両方は、OS、セキュリティ、Feature Dropのアップデートを最大7年間受けることが約束されている。ほとんどの企業が遅れをとっていることを考えると、これは印象的な数字だ。新しいPixel携帯は2030年まで使えることになる。

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標準バージョンはHazel、Rose、Obsidianの3色が用意されている。Proバージョンを希望する場合は、Bay、Porcelain、Obsidianの3色となる。

新たなTensor G3チップによる数々のAI機能

Pixel 8とPixel 8 Proの両方が新しいTensor G3チップセットを搭載しており、Googleによると、これは同社が製造した中で最も強力なチップとのことだ。

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Pixel 8シリーズでは、Tensor G3の性能を生かした多くのAI機能がカメラやその他の体験に追加された。新たな「ベストテイク」機能では、複数枚の写真の中からそれぞれの良好に撮影された部位を抽出し、ベストな一枚を生成する機能で、中々皆の表情が揃わない集合写真などで威力を発揮するだろう。また、「音声消しゴムマジック」では、背景ノイズを効果的に除去し、思い出をより美しく残すことが可能になる。

これまでのPixelスマートフォンでも利用できた「消しゴムマジック」も、Tensor G3チップの性能向上により、精度が格段に向上しているようなので、こちらも楽しみな機能だ。

また、カメラ関連のProのみの機能として、Boost Video機能が提供される。これは、ビデオのすべてのフレームをHDR+アルゴリズムに通して処理を強化するもので、処理はGoogleのサーバーとTensor G3で行われる。

Pixel 8とPixel 8 Proは現在予約受付中で、発売は10月12日となる。価格は前モデルよりも大きく上がっており、Pixel 8は112,900円、Pixel 8 Proは159,800円と、前モデルであるPixel 7が82,500円、Pixel 7 Proが124,300円であったことを考えると、3万円以上の価格上昇は購入希望者にとっては大きな痛手だ。Googleはこの点に配慮し、下取りで最大70,100円の値引きを行う事、また予約特典として最大50,000円分のGoogleストアクレジットを付与することを発表し、Pixel 8 Proでも実質40,000円以下での購入が可能な点をアピールしている。


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