Twitterは、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の日本での提供を開始した。既に、アプリやWebアプリでアイコンが表示されていることから、サービス開始を認識した方も多いことだろう。
料金は、Webから申込みを行うと月額980円、iOS経由の場合は月額1,380円となる。
現時点では、Twitter Blue契約ユーザーは、青い認証バッジ、動画の長時間アップロード対応、会話の返信における優先順位、リーダー、ツイートの編集機能などの機能に加えて、カスタムアイコンやテーマが使用できる。機能の詳細は以下の通りだ。
Twitter Blueについて
- ブックマークフォルダ: ブックマークに追加したツイートを、後で簡単に見つけられるように、フォルダに分けて整理することができます。Twitter Blueでは、常に非公開となるブックマークやブックマークフォルダを無制限に作成できます。
- カスタムアプリアイコン: スマートフォンでのTwitterアプリアイコンの表示のされ方を、カスタムアプリアイコンで変更できます。複数の色の中から好きな色を選べます。設定を定期的にチェックして、期間限定で提供される新しい機能を見つけましょう。
- テーマ: Twitter Blueテーマを使うと、Twitterアプリの配色を選べます。
- カスタムナビゲーション: この機能により、ナビゲーションバーに表示される項目を選択して、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようにすることができます。アプリ画面下部のナビゲーションバーに表示される項目を、2つから6つの範囲で選択することができ、必要に応じて初期状態に戻せます。
- 話題の記事: あなたがフォロー中のアカウントや、あなたのフォロワーの間で最も多く共有されている記事のショートカットとして機能します。この機能により、あなたがフォローしているアカウントや、そうしたアカウントがフォローしているアカウントによって最も多く共有された記事が自動的に一覧化されるため、あなたが読みたいと思うタイプのコンテンツを簡単に見つけられます。
- リーダー: 長いスレッドを読みやすい表示に変換できます。リーダーは、スレッドのコンテンツのみをわかりやすく表示することを目的としています。スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップすると、リーダー機能がオンになります。リーダー機能の画面では、テキストサイズを変更することができます。
- ツイートの取り消し: 送信後のツイートを、Twitterの他のアカウントに公開される前に取り消すことができます。この機能は、ツイートを編集*するためのものではなく、全世界に公開される前のツイートを、見直して修正するためのものです。取り消し可能な時間が経過すると、ツイートはフォロワーに表示されますが、このツイートはTwitter上の通常のツイートと同様に、公開したままにすることも、削除することもできます。
- 会話での優先順位付け: この機能により、ツイートの会話においてTwitter Blueサブスクライバーの返信が優先的に表示されます。
- 長尺の動画のアップロード: フォロワーとより多様なコンテンツを共有しましょう。Twitter Blueサブスクライバーは、最大で長さが60分まで、ファイルサイズが2GBまでの動画(1080p)をアップロードできます(ウェブのみ)。詳細はこちらをご覧ください。
Twitterを買収したMusk氏は、サブスクリプション加入者を増やすことで広告収入への依存度を下げる計画を抱いており、Twitter Blueの値上げや改良などを、就任当初から掲げていた。
Twitter Blueの日本での展開は、日本でのユーザー数を考えれば遅すぎた程かも知れない。Musk氏は日本でのソーシャルネットワークにおけるTwitter市場シェアをの高さを認識しており、推定では、日本のツイッターユーザーは5,000万人以上と指摘されている。
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